SOG(過電流畜勢トリップ付き地絡保護継電器)


地絡要素の試験はともかくとして


SO要素(過電流畜勢トリップ)の試験は、取り扱い説明書を読んでもテストボタンでの方法しか書いてない


いろいろと調べていると、UGS(地中線用SOG開閉器)の説明書には詳しく書いてあった


そもそもSO要素とは、短絡電流等の過大な電流をPASは開閉する遮断容量がない


つまりそんな大電流を開閉しようとすると壊れちゃうわけだ


そこで、そういう大きな電流が流れた際には一旦動作をロックし、変電所の送り出し開閉器がOCトリップし無電圧になるのを待ってから、開閉器を切ってやろうという機能


もちろん無電圧状態で開閉器を切るわけだから、そのトリップ電圧を畜勢するコンデンサや、過電流を検出するCTなんかも内蔵されてることになる


その試験方法として記載されてあったのが


制御箱のOC1端子とOC2端子(内蔵CTの二次側)


ここに0.6Aの電流を流した後、1秒以内にSOG制御電源をOFFにして開閉器が動作することを確認


0.6Aは一次電流にすると500A程度と説明書にあるので、CT比としては4167/5Aってことだろうか


ただ


PAS用のSOGの場合、このOC端子が無いメーカーや、1個だけあるメーカー等といろいろ


実際に試験する機会はあまりないかもしれないけど、基本的なやり方としてはUGSの説明書に書いてある内容が参考になるのかもしれないね




最近6k系統においてトップランナー変圧器が主流になってきました


この影響で特高受電の需要家内の6k系統において問題となっている現象があるようです


なにかといいますと


トップランナー変圧器のもつ静電容量といいますか充電電流が従来のものよりも増加していることが発端


もともと電力会社の6k配電線系統に比べれば圧倒的に閉鎖的で小規模な特高自家用電気工作物内の6k系統


従来の変圧器のもつ静電容量は、高圧ケーブルの持つ静電容量に比べれば小さなものだったのでさほど影響もなかったのですが


最近はちょっと違うようで


そもそも、三相変圧器はともかく単相変圧器の負荷バランスは考慮して高圧母線各相にバランスよく接続されるよう設計もされていたが


静電容量までのバランスは見ていないのが実情


これが、トップランナー変圧器が主流になった昨今


変圧器の静電容量の影響で、6k高圧母線の静電容量にアンバランスがでやすくなってきている


電力会社の6k配電系統に比べれば圧倒的に静電容量の全体量が少ない自家用構内の6k系統においては


たった変圧器1台分の静電容量のバラつきでも影響度が大きく、バランスを崩し、Voが発生してしまうという問題がおこっています


難しいことがわからないなりに考えると


各相の静電容量が変わり、各相対地間インピーダンスにばらつきが出て、対地電圧に不平衡が発生


結果そのベクトル合成であるVoが発生してしまうと・・・


先日の例でいうと、500kVA変圧器1台分のアンバランスで14%のVoが発生


なんていう事態が・・・


系統連携のある発電所なんかあると、ちょっと事態は深刻ですよねぇ










先日主任技術者講習会の講義の確認をしているとふと気になることが


高圧ケーブルのG端子接地法の等価回路を見ていたときのこと


直流電源の極性が妙に気になる


ライン側が(-)、アース側が(+)


んん・・・


ずっとですね


ライン側がプラスだと思ってました・・・


だって、プローブも赤くてごっついですしね・・・


いろいろと調べてみると少し分かったことが(まだスッキリとはしていないが)


絶縁抵抗計の直流電圧発生器のライン側はプラスに、アース側はマイナスに接続するようJIS規格で決められている


難しいことは分からないけど


どうもこれを逆にして使用すると測定値が変わってきてしまうみたい


ということなので絶縁抵抗計の接続には気をつけないといけないわけだ


まぁ、あえて逆に使うような人はいないとおもうけど(笑)