2010年9月19日 読書会 メモ | シルバーバーチの霊訓を道標に生きる

シルバーバーチの霊訓を道標に生きる

「傷みと苦しみ、困難と苦難、そうしたもの全てが霊的進化の道程で大切な役割を果たしているのです。」~シルバーバーチ~ 

9月も読書会に参加させていただきました。

簡単なメモですが今月もこちらに載せておこうと思います。



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今月の資料は


★「シルバーバーチは語る」 15章 交霊会についての誤解(後半 質疑応答部分)


スピリチュアリズム・ブックス「シルバーバーチは語る」15章へ

です。

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★本章は交霊会という霊的な場での質問だが、交霊会という手段を使わない現代の私たちにとっても必要な内容となっている

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――交霊会で笑いの渦が巻き起こるということは良いことでしょうか。


心が楽しければ楽しいほど、それだけ大霊の心に近いということを意味します。

あなた方一人一人が大霊であり、従って物質界のいかなることも、取り返しのつかないほどの影響を及ぼすことはできません。

このことを私はこれまでどれほど口を酸っぱくして言ってきたことでしょう。この世的なことに煩わされている限り、その真意は分かっていただけないかもしれません。

この世的なことを無視しなさいと言っているのではありません。

この世に生を営んでいる以上それは不可能です。それに、社会の一員としての義務もあります。

私が言っているのは、あなた方には大霊が宿っていること、そしてそれを自覚し発現すれば、あらゆる物的なものに超然としていられるということです。

それは、今も言った通り「自覚し発現すれば」あらゆる邪悪に抵抗し、あらゆる病気を克服し、あらゆる障害に立ち向かう力となるのです。

しかし、現実にはそれを活用している人間はほとんどいません。

イエスは二千年も前に「神の王国は人間の中にある」と明言しているのですが……

★霊的存在であることをいつもチェックする。

★自分を振り返り、取り越し苦労をしていないか、霊界の導き、大霊を信頼できているかなどをチェックする

★苦しくても楽しければ大霊の心に近い。

★現在おこっていることに対して前向きでさえあれば、それに超然として乗り越えることができる

「自覚し、発現すれば」

これは、何か現象を発現するのではなく、霊的存在であることを自覚して、しっかり実践し大霊の霊性を体現するということ。利他愛を実践する、という意味にとらえる。

★祈りによって霊的エネルギーが与えられる。

★人に真理を伝えたいと思った時点で、霊界から真理普及の道具に使いたいと思って霊がやってくる。

★不安になった時などに、「そうだ、霊界があるのだった」と思いだすことが大切。

★道具として立つという事は、信用して働きかけるために、わざと試練を与えられることもある。

苦しみを通して鍛えられる。きちんと真理を伝えてくれる道具を探している。

苦しい時は、今鍛えられているんだ、と思うと良い。

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――最高の霊現象でも世間では騒がれず理解もされないことがありませんか。


私は「高い」とか「低い」とかの概念で霊現象を評価しません。役に立つか立たないかの観点から見ます。霊的能力は一人でも多くの人に役立たせるために開発すべきもので、その意味で、能力に自信がついたら(少人数のサークルのものにしないで)一人でも多くの人のために活用すべきです。

もっとも、人によっては少人数に限定した方が良いこともあります。

サークル以外の大勢の人の注目の的になることに耐え切れない人がいます。

が、霊媒現象のそもそもの目的は、霊界から地上界ヘメッセージを届けることですから、多ければ多いだけ、それだけ能力を役立てたことになります。



★この時代、交霊会というと現象を起こして話を聞くということが主流。

サイキックとスピリチュアルなもので区別する。

スピリチュアルなものに関しては高いも低いもなく、人の役に立つことであればすべて良い。

★おろされたメッセージが人の役に立つか立たないかの判断で見ていく。

★物質化現象→霊の存在を知らせる

 メッセージ→メッセージの内容を日常生活に役立たせること、活用することを念頭におく。高いも低いもない。

大勢の人の注目の的になることに耐え切れない人がいます。

大勢の人に注目され、ちやほやされると、煩悩に振り回されて霊性をけがしてしまう人がいる。

霊能力をお金もうけや名声のために利己的な目的で使用してしまうひとがいるということ。


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私は「世間を騒がす」ということにはまったく関心はありません。私の関心事は役に立つこと、即ち人生に疲れた人には生きる力を与え、信仰を失った人には希望を与え、身も心も苦しみに苛(さいな)まれている人には慰めを与えてあげることです。


★このために霊能者がいる。

真理を手にした人には霊能者は必要ない。

手にした真理を必死に実践し、一人でも多くの人に真理を伝えることが要求されている

★役に立ちたいという思いさえ高めていけば、どれだけでも働きかけがある。

★霊界の道具として役立ったり、霊力の通路になることができるのは霊能者に限ったことではない



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――自動書記が霊的現象の中でもいちばん信頼性が乏しいようですが、なぜでしょうか。

それはその霊媒の能力の問題です。

未熟であれば、地上の人間の想念と霊界から送られてくるメッセージとの区別がつきません。

発達程度の問題で、ある一定のレベル以上に発達すれば地上界の想念を払いのけ、霊界からのメッセージを受け取りやすくなります。

霊媒が未熟なのに、それを霊側の責任にしてはいけません。

私たちの側としては、そちらから提供してくれる道具で仕事をするしかないのです。



★自分自身の人生の中で道具として高まっていくことが大切。

未熟であれば、地上の人間の想念と霊界から送られてくるメッセージとの区別がつきません。

霊能力と霊性は全く別のもの。

★信憑性がないのは霊性の問題(地上人側の問題)

★霊側は使える道具で一生懸命やっている。その道具を使うしかない。

★地上は物的なものに振り回されがちだが、それをしっかりコントロールできているか、霊であることをしっかり認識できているかが大切

★従来のような霊媒は必要なく、霊訓をもとに自分でコントロールできるようにならなければ一定のレベルには達しない。

★真理を学んでコントロールしたり、今肉体の方が強いな、ということを理解できる時代になっている。



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――幽界から霊界へと向上していった霊が地上と交信する時は、幽界まで降りて来なければならないのでしょうか。

いえ、いえ、そんなことはありません。メッセージを届けてくれる仲間に依頼します。

そうした霊はいつでもそのための道具(霊界の霊媒)を調達できるのですが、条件として、幽界つまり地上界のすぐ次の世界を卒業しているだけでなく、そのレベルを遙かに超えていなければなりません。

地上界に近い界層の者だけが地上界と通信できるわけではありません。

それより上の界層からでも、地上の霊媒がそのバイブレーションを受け取るだけの感度があれば、通信を送ることが出来ます。


★とても短いが色々なことが含まれている。

シルバーバーチは自分が直接バーバーネルに働きかけることはできないので、霊界の霊媒を通して語っている。

★自分の霊性を上げればより高い霊からの働きかけが得られる

★幽界は地上に一番近いところだから、すぐに地上人に働きかけることができる。

シルバーバーチほどになると霊性が高すぎて地上人側が反応しないので、霊界側にも霊媒が必要だった。

★霊的な能力を自分の為に使ってしまうと、霊界側は手を引いてしまう。

★霊界からはすべてお見通しである。


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――われわれ人間の知識の範囲は受け入れる能力によって決まるそうですが、そうなると霊的な知識の理解力に欠ける人間は、霊媒を通して証拠を求めるのが賢明ということになるのでしょうか。


証拠と魂の成長とは何の関係もありません。

真理を受け入れる能力というのは、具体的に言えば、霊界のどの界層まで至ることが可能かということです。

魂がどの程度まで進化しているかということです。

それを証拠の追求と混同してはいけません。

両者は必ずしも二人三脚とはまいりません。

生命が死後にも存続することの証拠を手にしていながら、魂そのものは霊性に目覚めていない人がいるものです。


★知識と現象(証拠)を混同している人がいる。その現象を見て証拠を手に入れても、それをわかったかどうかは別物。

★これだけ素晴らしい内容なのだから、と伝えようとしても全く反応を示さない人もいる。

そういう人は時期が来ていない。


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余談


★人間は皆、霊である以上は霊的な働きかけは必ずある。

時期が来ていない人でも真理を伝えることはとても大切。

伝えられる人には伝える。

反応がなくてもそれは本人の問題なので、本人に任せる。

伝えておくと霊界に行ったときに理解できる。

私たちはノックすること。伝えること。ただそれだけ。

見えている部分では何の反応もなくても、霊界から見たときには大きな働きかけがある。

見えていることだけで判断しない。

摂理に沿っていれば必ず成就する。


★霊界のことが分かって祈るのと、わからずに祈るのとでは全然違う。

真理を知った者は本当の祈りができる。





ここまでお付き合いくださってどうもありがとうございました。




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