お母さんも初めてだからわからないことばかりでいい | 記憶

記憶

記憶、覚え書き、つれづれなるままに。





さっき

また息子が怒っていた。




きっかけは

夕食で息子が
お皿をひっくり返しちゃって
トレイにおかずがこぼれちゃったりして

やってあげるよって
私が戻したり、片付けちゃったの。


そしたら、なんか
こうしたかった、みたいのが
あったみたいで。




やりたかったことがあったんだね

とか

ごめんね、悪かったね
お母さん、わからなかった
今度は聞いてからやるね

とか

どうしたかったのかな
教えてね

とか




とかとか




言ったけど




もちろん、おさまらないわな。


話をしようにも
最初から怒ってくるから
話にもならないわな。



なんかいってるんだけど
よくわからないもんだから


よくわからないから教えて、と言っても



怒ってるからか?
そして、怒りたいからか?


さっきいった!
何度も何度も!


と言って、また怒るわな…



まぁこれ、私もよく
同じように怒ってるんだけどもね…

↑だから、言われると
耳がイタイんですわ…





そのうちに息子に
話し出してしまった。


独り言みたいだったけど
こんな内容だった。





「ねぇ、お母さんもさ
わかんないことたくさんあるから

何度も聞いちゃうけど

あなたもわかんないときは
何度も聞いていいんだよ。

何度も話しながら
わからないことがわかっていくから

だから、お母さんがわからないときは
怒らないで教えてよ。


でもさ、息子くんさ
最初から怒ってるから
ちゃんと話せないよ。

最初から怒って話してたら
仲良くなれないよ。

仲良くなるために話してるんでしょ。

怒らないで、何があったか
何を思ったか話してみてよ。

教えてよ。


仲良く過ごすためにさ。


お母さんも初めてなの。


お母さんも
初めてお母さんをやってるの。

だからわからないこと
いっぱいある。」



なんかよくわかんないけど
そんな感じの話だったんだけど



お母さんも
初めてお母さんをやってるから
わからないことがいっぱいある…


ってその言葉を

自分で言いながら泣けてきて



MEGさんが、みんなルーキーって
よく言ってるけどね…






いやホント

初めてなんだわ…

わかんないんだわ…

私は未熟なんだわ…



私のお母さんにも
教えてもらってないんだわ

兄姉のそんな姿も見たことないんだわ




子どもの気持ちで過ごすこと


わがまま言ったり
かんしゃく起こしたり
暴れたり
うるさくしたり
汚したり
壊したり
迷惑かけたり
困らせたり
支離滅裂な話をしたり
意味不明なこと言ったり
言ってることに筋が通ってなかったり


空気読まなくていいって
回りの状況見なくていいって
先のことを考えないで行動していいって
正論や常識で納得させられないことでも
やっていいって
相手を怒らせても
言いたいこと言っていいって
自分を正当化しちゃっていいって



そうやって
自分を守っていいんだ


ってことを



自分勝手で
自分中心で
自分ばっかりで

いいんだってことを



お母さんにも
教えてもらってこなかった。






自分勝手で自分ばっかりと夫に言われて
ずっと傷ついていた。


自分勝手で自分ばっかりじゃないように
小さい頃からずっと頑張ってたのに

それを否定されて怒ってたんだ。


なのに、自分でも
夫に言われたように

私は勝手だな
自分ばっかりだな

って責めて

そして、小さい私にもまた

あなたが勝手でちゃんと見てないから
お母さんが出ていったんだ

って責めて




私が怒りたくて責めたかった相手は

本当は

究極に自分勝手で自分ばっかりで
言いたいことをちゃんと
言わなかった挙げ句に
子どもおいて出ていっちゃったという

かわいそうなんかじゃ
全然なかったという

私のお母さんだったのか…



自分勝手にバツつけてたのは

お母さんがやったことが許せなくて
お母さんがやった「自分勝手」に
バツつけてたのかもな…





ーーー



お母さんにも教えてもらえなかった。


あー仕方なかった。
わからないもの。


ま、お母さんも初めてだった。
わからなかったもんね。仕方ない。



初めてのことをやろうとしている私。


私はまだ、お母さんになって
10年もたってなくて


今ここで

この年頃の
この性別の
この人数構成の
子どもたちを持つ

今日のこの日

の、私は

一瞬一瞬が、初めてだったわ。



私は自分を満たしていくことを
今自分で見つけていく。


うん、初めての道。





みんなさいしょは初めてだから
会社も父も母も今日の自分も。

by ぢんさん




そうだ、千景さんのこの本
よかったわ…↓






前の本と趣が少し違って
がんばるお母さんにむけての本だった。


お母さんたちみんなに
読ませてあげたい…

とってもあったかい本だった。




この言葉が本にあった。

「いいお母さんになれなくて
ごめんね」




そーだそーだ、と
多分違う意味で、私に染み込んだ。


いいお母さんになれなくて

当然だ。


目指すとこ違ったのかも。



教えてもらってないもん。
初めてだもん。

いいお母さんなんか
目指さなくてよかった。


初めてだからわからない。

それでよかったんだ。



わからないから教えて。
わからないから助けて。

それでよかった。




自分を守っていいんだよ。

正当化して
棚にあげて
勝手で


いいんだって。