記憶

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記憶、覚え書き、つれづれなるままに。

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この前、久しぶりに母と話した。



帰り道、なんとなくスッキリしなくて
モヤモヤしてた。




なんでかな?と思い返してみた。



彼女は、わたしが話してることを
うんうん、と頷きながら
にこやかに一応聞いてるんだけど


わたしの意図とは違う内容を
「こうよね、ああだもんね」と言ってくる。

私の思惑とは違う解釈の
母自身の考えを言ってるんです。

あれ?話聞いてた?って感覚になる。



意見が違うのはいいんだけど
それが、理由の明確なことや
わたしの話だとしても
終始そんな調子。



「それで、いや、そうじゃなくて…」


とか、何度か言ったんだけど
「ああ、そうなの〜?」とか
「そうよねぇ」とか言いながらも
おそらく伝わっておらず

結局、自分の解釈…





そういや、今まで親に

頭ごなしに否定されたり
話を聞いてもらえないとか
全然なかったのに


なんでこんな違う意見を言われたりするのが
否定されてる感じになるんだろ?

と思ってたけど



あれ?これが
「話を聞いてもらえてない感じ」
なのかな?
「わたしの思いや考えを否定されてる感じ」
なのかな?


と思った。



ーーー



そしたらその数日後


娘と息子と夜ご飯のときに3人で話してて

わたしがちょっと席を離れてた間に
息子が娘に怒ってて険悪な空気になってた。


娘は「またか…ハイハイ、わたしが悪いのね」
みたいな感じだった。


いつもは息子は、かんしゃく起こして
娘に悪態ついたり怒りまくったりするんだけど


そのときは珍しくなんかこらえてる感じで
ちょっとおかしいなって。

よく見たら、目が涙目になってた。
(こういう泣き方は珍しい)



なにがあったの、と聞くと


「いつも娘ちゃんとママと話してるとき
俺が、それ知ってるよ、とか何か言うと
娘ちゃんは、そだね〜(棒)って言って
聞いてない感じで

ママもそのあと娘ちゃんと
〇〇だよね〜!って話し始めて…」


と言いながら
こらえていた涙がぽとぽと。
(こういう泣き方は珍しい)



「そうかそうか。
ごめんね。それで君はいつも
俺の話はいつも聞いてもらえない
って言ってるんだね…」

って、よしよしした。



息子がよく話に割り込んできたりするし
娘もわたしも
割と軽く聞き流すくせがついてたのかも。



そのとき、母とのやりとりを思い出した。




わたしの話を聞いてもらえないという叫びも
息子が叫んでることも


やっぱ、同じか。


思いたいように思えてる現実なのか。

わたしの話を聞いてあげてないのは
わたしなのか。