風が哭く 風が哭く 大声で哭く 過ぎていく季節の残影振り向かざらめ 陽は真上にあって 風はつめたい 大通りに 人影はまばらだ トラックは 満杯の瓦礫を積んで 通過していく 街路樹は 楽しげに そよぐ 永遠の安らぎとは このようなもの だろうか