介護する人、される人、どちらが大切? | 頑張る介護のその後は?

頑張る介護のその後は?

20年近い介護生活が終わりました。

子育ても平行し、また、途中で配偶者が亡くなる、、


結構ハードな介護人生だった。

介護終わって思うことがたくさんある。これから介護する人、されるかもしれない人に、知っていただきたいことを色々書いていきたい

優しすぎる言葉が追い詰めていく
と、いつも思う。

まあ、本来はどちらも!なのですけどね。


介護生活を長くやり、基本的には、介護される人が幸せかを見るのかなと実感した。

介護する人の幸せとか、人生とかは、あまり意識されない。


どこのお宅でもそうだと思いますが、誰かが倒れた、、、介護が必要となりました、、


じゃあ、誰が介護する?


これ、問題になりませんか?


遺産相続ともなれば、自分が、自分が、、となったり、平等に!とか、均等に!とか、騒ぎ立てる。

自分が不利になると怒りをあらわにしたりするのでは?

相続人でない人まで首を突っ込んできたりね、、トラブルがありがちです。


しかし、介護となると、全然違う。


私は~があるからできません!
を、一斉に言い出す。

または、関わらないように離れていく。

知らないふりをしたり、、、積極的には関わらない。

背負ってくれる人がいるならおまかせで、自分が損することがないようにと、ガードを堅くする。

自分が、、なんて、口が裂けても言わない!

もし背負ったら、、、場合により、離婚問題に発展するかもしれないし、介護離職しなくてはならないかもしれないし、、、

介護というものは、生活を圧迫する。
時間もお金もかかる。


何より自由を奪うから、思うように動けなくなる。

子どもの受験が、、
家が狭いから、、
仕事あるし、、


そんなの言い訳でしか無い。
家が狭くても、子どもが受験でも、仕事していても、できますよ!介護。

やりたくないだけです。
甘えてますよ。

だけど、誰かが背負ってくれたら、介護している人には遠慮なく注文つけてしまう。

もっと掃除したら?
もっとご飯に手をかけたら?
もっと~、もっとも~っと、、


全然できてないし、、


まあ、いくらでも言えます。

それなら足りない分を、あなたが通ってきてやってくれたら良いですよ!

それができないで、うちは~あるから、、と、次は何カ月先に来られるかわからないとなる。


どんなに忙しいかはわかりませんけど、介護している人以上に、ものすごくお忙しいのでしょう。

でも、私もそうですが、介護のために、毎週2回は、住んでいた家から片道1時間半かけて何年も通いました。

子どもが受験でも通いました。

夫の親の介護があっても通いました。

夫の親の介護をしながら、夫を看取り、葬儀の直後も通いました。


休まずに通いました、、、

同居するようになり、シングルマザーだから、仕事しながら、親の病院には、付き添いました。

手術なども、仕事休んで対応しました。

目いっぱいやりました、、、、

なのに、足りませんかね、、、


と、思いました。

介護される人が、もっとも~っとっ幸せでいることが、良い介護であるかもしれない。

不自由させたり、寂しい思いをさせたりすると、優しい周囲は、なんでこんな?と介護者に文句を言ったりする。

文句を言ったつもりはなくて、優しさからくる提案!であるのだろう。

しかし、受けとる介護者には、刀で切りつけられたような思いであることが多い。


我が家は介護と育児の両立であり、さらに複数人同時介護、、そこに後に夫死亡による母子家庭と言う状態に、、


仕事をいきなりすることになり、40過ぎての社会復帰。

そこを応援してくれる人はいなかった、、、

でも、そこが上手くいかないと、生きていけない、、生活できない。

私が介護ができなくなると、誰かが代わらないといけない。

そこが難しいところだった。

結局義父の介護は夫の親族にお願いして、私は実家に帰り、実の親の介護をし、看取りまでやりました。

うちはまだ、親族が近くにいて、最悪、私が死んでもなんとかなると思った。

目いっぱい無理もしたけど、、、やはり、目いっぱい無理するなら、仕事で無理をしたかった。


介護の分、今は仕事に時間を使う。
収入につながるんだ、、、と実感した。


働けばお金になる、、
でも、介護はお金にはつながらなかった。


それを、徳を積んだ生き方と言ってくださる方もいらっしゃいますが、、、

やはり、経済的には損失は大きすぎるし、なにより、死別してすぐに社員で働き、キャリアを重ねていきたかった。


シングルマザーで、きちんと働けているかとか、生活していけるのかとか、そんな心配をしてくれる人は居ない。

とにかく介護と仕事を両立し、細々とでも働く!

そして、介護が終わっても困らないようにと、資格取得するために、睡眠削り、ヘロヘロしながら頑張ってきたけど、、、

それも、はい、ご苦労さま!みたいな、、、

特別なことではなく、これは、介護を背負わない方も、同様にふまつかる壁ですか?


忙しくてできないのは、ここまでの忙しさだからなんだよね。


自分は、また自分の家族は安泰で、さらに親の安泰は絶対で、それを実現してくれない人を攻撃していく、、、


優しさではあるのかもしれませんが、、、、それを優しさと思うなら、介護をするってことが見えていない気がします。


介護だけが大変で、介護者が追い詰められるわけでは無いです。

介護をしているのに、頑張っているのに、否定する人が多く居ることに傷ついてしまう。

もっともっとと、足りない、足りないと追い詰めていく人が居るから、辛いのでは無いのかな。、


介護される人の状況にもよりますが、穏やかな時間が流れる、幸せな介護生活もありますよ。

大変にしてしまうのは、過剰とも言える、完璧介護を求める人たちの、優しすぎる言葉なのではないだろうか。