余裕ないのよね、、 | 頑張る介護のその後は?

頑張る介護のその後は?

20年近い介護生活が終わりました。

子育ても平行し、また、途中で配偶者が亡くなる、、


結構ハードな介護人生だった。

介護終わって思うことがたくさんある。これから介護する人、されるかもしれない人に、知っていただきたいことを色々書いていきたい

介護する、される、立場により、抱える物も違うし、考え方も違うし、思いが全然違うから、なかなかうまく介護する、されるの歯車は、うまく回らない。


まず、介護する人の負担は、介護される人には見えないところで、かなり重くのしかかる。


生活を、普通にしながら介護するのは、実はものすごく大変なこと。

その、大変を、介護される人が理解して、感謝して、、、みたいなことがあると、まだ続けていけるのかもしれない。

でも、認知症などで、理解ができなかったり、また、介護経験が無く、何が大変なのかわからなかったり、また、介護されるのは当たり前!だって、頑張ってきたからね!とか、地位や名誉があるから!とか、、

色々な考え方により、介護する人を見くだしたかのような態度の人も多くいらっしゃるようで、特にお嫁さんは、血のつながりもないですから、使い潰しても良いような、無料で使えるお手伝いさんみたいに思う方も多いようで、暴言吐かれたり、、辛いことも多いようです。


また娘が親を介護するのは、、理想な感じですが、これはこれで大変。~してあげたのに!とか、~してきたのに、その態度か!みたいな、、、

子育てした見返りは当たり前!そのために頑張ったから!みたいな、、、


時代は変わり、介護のあり方も変わってきた。デイサービスなどは、昔はなかったから、今の介護は恵まれている!みたいに思うらしいけれど、現実はかなり違いますよね。

昔はここまで長生きしませんし、大家族だから、1人で色々抱えなくても何とかなりましたから。


自分が生きてきた時代の考え方が、捨てられないし、また、新しい時代の流れには乗りきれないから、固執した考え方が続いていく。


お互いの思いがすれ違い、また回りの理解もなく、孤独な介護をされる方も多い。

分かり合うのは難しいけれど、事情を
理解する人が周りにいる、また、自分の世界がある!という人は、介護をするにも、気持ちが楽になりますね。


介護される人には、息抜きとか、そんな友達などがいないのも、理解する必要があります。

お互い気持ちの余裕があると、見えるものがあるけど、なかなかその余裕がないのよね、、、