9年前の今頃は、夫の癌が発覚し、検査に通い、そして抗癌剤治療を開始し、在宅で初めての抗癌剤を服用し始め、どうなることかと不安な時に、父が倒れてしまい、一日検査入院。
母は車椅子だから、一人にはできず、結局義父の朝ご飯と夫のことを、中学生と高校生の子供たちに任せ、私は実家に一泊したり、、、
またさらに、父の通院もあり、夫の検査有り、、、で、夫は末期癌確定で、治療もしましたが、もう転移があちこちにあり、、、、末期も末期という感じで余命宣告が、、、
なんとか夫の看病を中心にはしていましたが
やはり、ここぞと言うときに、もう時間がないのに、父が癌であるとの結果が出てしまい、またまたこちらも検査有り、手術の予約して、、、
結局夫の葬儀翌週には、父の手術でした。
義父の三食の世話は、夫の入院の時にはお手伝い頂きましたが、嫁の実家のことで忙しいのは関係が無いからかな、、、お手伝いはなくなりましたが、毎日実家に通いながら三食出しました。
結構頑張りましたよ!嫁だから当たり前かな?
シングルマザー歴がドンドン長くなる。
大事な人がこの世から去り、誰が一番大変?
と、、、このような経験をして、いつも思うのだ。
夫を亡くしたら、妻や子供たちは大変だよね、、、
うちも、父が亡くなった時は、母は辛かったよね、、、
支えが必要だと思ったから、施設に入れたけど、毎日通っている。ひとりぼっちだからね。
でも、夫の親や兄弟も辛いよね。あちこちに気を遣う余裕なんかないよね。嫁がやれば済むし。だから、お通夜の日や、告別式の当日も、夜ご飯届け、朝ご飯を作りに帰宅した。
みんなショックでしょうからね。他人である嫁がやれば良いかな、、みたいな、、、自分の立場を自覚しました。
でも、確かにできる人がやれば良くて、みんなショックだし、辛いんです。受け入れる器って、みんな違うから、、、
私は無感情なのかもしれませんね。
もう、シングルマザー暦は9年になろうとしている。
介護しているから、明るい母子家庭っていうより、闘う母子家庭で、常に何かと闘ってきた感じがする。
幸せでありたいと思い、孤独から抜け出したくて結婚したけど、以前よりもさらにど~んと孤独感じるようなことになり、私の人生は一体なに?と思う。
しかし、あれだけのドタバタに耐えてきた心と体、何があっても大丈夫!みたいな、妙な自信が生まれてきた。
辛くても耐える;苦しくても耐える、、;それが当たり前になっている。
でも、実は友達に恵まれていて、孤独ではないってことも、この年月を経て実感したし、人生やり直し、働かなくちゃ!と、当初は焦りも有り、夜の仕事じゃないと生活できない?とか、考えたりした。
でも、子どもたちのためにもと、国家資格を目指しながら、パートで関連会社で働いた。
またそこでは、非常に良くして頂き、色々相談にものっていただき、勉強もさせて頂き、なんとか資格もいくちか取得した。
恵まれているのを、振り返ると実感する。
辛いだけの人生はない!次に繫げるために、今を乗り越えていくのだと思う。
何とかなるよ!いつもそう感じる。だから、もうだめだ、、がない!そう思っていると、本当にどうにでもなるのだから不思議だ。とりあえず私は生きてるし!
今辛くても大丈夫!道は必ずあるから!
そんなことを伝えたくて、ブログを書いている。