歳のせいか、最近昔の出来事を思い出す事があります。
あれは小学校の高学年か中学の頃ですので、55年ほど前の出来事です。
確か学校帰りで住宅街を歩いていた時の事です。
一人の女性が、私を呼び止めます。
年齢的には50代か60代くらいでしょうか。
その女性が言うには「鍵がかかっていて門から入る事が出来ない。そこで塀を乗り越えて中から開けてもらいたい」という話でした。
男の子ですので、面白がって言われるままに塀を乗り越え、中から鍵を開けました。
鍵のタイプは覚えていませんが、女性の指示に従って開けたように思います。
女性はさんざんお礼を言ってくださいました。
今思いますと、少し怪しくあります。
もし他意のある人ならば、他人の家へ侵入して悪事を働いていたかもしれません。
当時はそのような事は考えも及ばず、「良い事をした」と悦に入っていました。
今とは時代が違いますので、一様にその女性を悪者扱いは出来ないと思いますが、真相はどうだったのでしょうか?
同じ頃ですが、友人と一軒の空き家へ侵入しました。
要するに空き家探検です。
住人が引っ越して空き家になり、何か月か経っています。
おそらく、玄関に鍵がかかっていなかったのか、裏口か開いている窓を見つけて中に入ったのだと思います。
何となく記憶に残っていますが、家の中が雑然としていて、机やテーブル、タンスなどが残っていて、その中に色々なものが入っています。
床には様々なものが散乱しています。
タンスを開けたり、引き出しは全部開けて、中を確認しましたが、何となくモノが入っているものの、大事そうなものはありませんでした。
当時は「何か面白いもの(要するにお宝)は無いかな?」という気持ちが強かったのですが、今思いますと家具類がいろいろと残っている事が不思議です。
あるいは夜逃げした後なのかもしれませんね。
勿論成果は散々探検したにもかかわらず、めぼしいモノは何も見つかりませんでした。
当時はこのような家がところどころにあり、子供の遊び場になっていました。
時代が違いますね。
そういえば、ドラえもんに出てくる空き地に土管があったり、キャッチボールをしたり、という事はその当時はありましたが、今ではどこにもありませんね。
やはり時代の違いを感じます。