日本古来の保存食 | ケセラセラとテイクイットイージー

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以前はヤフーブログで長い事記事更新を行っていました。
ほとんど準備をせずにいきなり引っ越しをいたしましたので、徐々に体裁を整えていく予定です。

「ほしいい」ってご存じでしょうか?

「干し飯」と書き、その名の通りに炊いたご飯を乾燥させたものです。

 

私が小学校の高学年の頃だと思います。

サラシ布の上にご飯を敷き詰めて、天日乾燥を母が行っていました。

「これなに?」

「干し飯って言うんだよ」

とのやりとりがあり、保存食だと教わりました。

しかし、その干し飯を食した記憶はありません。

味見で一口ポリポリした事は覚えて居ます。

後に文献などから、戦国時代や江戸時代に保存食や携行食として、武士や旅人が持ち歩いていた、と知ります。

今で言うアルファ米と同じで、水やお湯で元のご飯に戻す事が出来ますし、そのままポリポリとあられのように食べる事も出来ます。

ただ天日乾燥ですと、天候によっては乾きが良くなく、お米の芯の部分が柔らかいことがありますので、電子レンジを活用すると早めに作る事が出来ると思います。

 

最近会社で非常食を買い直して、期限間近の保存食(ご飯やパン、カロリーメイト等色々あり期限を見て、時々入れ替えている)を皆で食べていて、思い出した次第です。(ちなみに、おにぎりやピラフなどがあり、結構美味しいものです)

流行りのキャンプ飯としても利用できると思います。

わざわざ高いお金を出してアルファ米を買わなくても、余ったご飯を乾燥させてジップロック等で保存しておけば、色々と便利出来るかもしれませんね。

キャンプ飯の色々なレシピが出ていますが、干し飯を多めの水で煮込んでリゾット風にするのも良いかもしれません。