ついでに私の心霊体験をお話致しましょう。
私が中学生の時です。
当時、つのだじろうの漫画「後の百太郎」「恐怖新聞」が連載されていて、映画では「エクソシスト」「サスペリア」がヒットして心霊ブームでした。
私も仲の良い友人と「絶対に幽霊を見るんだ!」と息巻いて、深夜の1~3時頃に墓場を始め怪しそうな所をうろうろして楽しんでおりました。
何回もチャレンジしてみましたが、なかなかお化けには出っくわしません。
公園に駐車してある車が不気味にゆらゆらと動いているので「おぉ~ついに心霊現象を見た」と喜んでいたのもつかの間、早速検証するために車に近づいてみると、中で男女が○○をなさっていた、という事もありました。(まあそれはそれで楽しめましたが)
そんなある時、私たちは中学校の裏手を歩いておりました。
校舎があり数メートルの裏手通路の空間があり、フェンスがあり、道路があり、その道路を歩いていたのです。
校舎は裏手ですから見えるのは廊下側に規則的に並んでいる窓です。
私がふと校舎を見ると・・・
3階の窓の下に人の顔がありました。
「えっ、何で窓の下に・・・しかも顔だけ、そんでもって窓の外ってアリエナイ?オイ○○(友人の名)あそこに何かあるぞ!」私は友人に呼びかけ再びその場所を見ると・・・
もう何も見えませんでした。
ずぅ~とそれは幽霊である、と信じて居ましたが、それは幽霊を信じたいという気持ちの裏返しだったんですね。
一番のポイントは不思議なモノが見える事は別に構わないのですが、一瞬しか見えない、という所であります。
どう考えても一時の気の迷いの類ですね~