6月市議会 副議長選挙 | 命・くらしを応援する「あったかい政治」を - 北村たくやです。

 25日、奈良市議会・6月定例会では、前日につづき、役員選挙を実施。副議長選挙が行なれました。


 共産党議員団は、議会運営の民主的な改善を、一歩でも前進させてゆく立場から、「議会改革に関する覚書」を「奈良未来の会」と交わした項目の実現へ、先の議長選挙と同じ立場で臨みました。


 副議長選には、共産党議員団として、山口裕司団長をたてて臨み、16票を獲得。議長選挙時と同じ構図となりました。選挙の結果、東久保議員(自民)が選出されました。


 その後、ただちに、共産党議員団として、土田議長に「議会の役員選出にあたっては、会派の構成人数に応じ公平に配分すること」「議会制度改革については、議会の主体性を確立し、議会運営のあらゆる場で事前によく相談し、各会派の意見を充分に尊重すること」等、4項目の申し入れを行ないました。


 今回の議長選挙は、候補者の立候補制をやめ、議場での所信表明を行なわない。選挙の結果も、議長が3期連続同一人物、正副議長とも自民が独占など、議会の民主的な改革が停滞・後退している状況です。


 議会の権能を発揮するためにも、審議の活性化・活発化が不可欠ですし、市民にひらかれた、期待にこたえる議会にしてゆくために、共産党議員団として積極的に取り組んでゆきたいと思います。