こんにちは。
今日は、仲良しの友人のおうちに遊びに行ってきました。
この友人は、同じハンドメイド好きで以前お店もやっていた人です。
ハンドメイド抜きにしても、私がラクに付き合える貴重な友人です。
おいしいおやつを食べながら
沢山ハンドメイドの話をしました。
とっても楽しかった~(*^o^*)
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と、同時に
ちょっと感じたことがあったので
あくまでも、私の視点からですが
記事にしてみたいと思います。
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私は、今、作品を作ってインターネットの店舗で販売しています。
そして彼女もまた、作品を作って販売をしています。
ただ違うのは
彼女が販売しているのは、実店舗、つまり委託という形だということ。
そんな所から
話のテーマが、”売る”ということになりました。
なので
ネット販売・実店舗販売について、それぞれ長所・短所を織り込みながら
ハンドメイドの可能性をトータルで考えてみたいと思います。
きっと長くなると思うので、前編・後編に分けますね(笑)
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今日は、ネット販売について。
今は、ネット社会ですし
またハンドメイド界全体としても
個人が、気軽に手軽に作品を販売できる時代だと感じます。
私がイベントで作品販売を始めた20年前は
ハンドメイド品を売る、なんていうと
かなりいぶかしげに、受け取られたものです。
地方、ということもあると思いますが
作ったもので、個人がお金を頂くなんていうことは
かなり、手厳しく見られていたなぁと思い出します。
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そういう中で、細々活動してきて
売る、ということに対する思いも、次々生まれてきました。
まず感じたのは
”売る”こと自体は、とても手軽にハードル低くなりましたが
実際、”売れる”かどうか
となると、相変わらずハードルの高さは変わっていない
私は、そう感じます。
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ハンドメイド品の販売がこれだけ普及した背景には
社会的な雇用情勢と、個人、特に女性の生き方が変化してきた
ということを強く感じます。
女性もどんどん外へ出る時代になり
結婚や出産問わず、仕事を持つ女性も、かなり増えました。
それにも関わらず、
真剣に働きたくてもなかなか雇用が難しい世の中です。
自分の環境に見合った仕事を求めても
採用までには、果てしない距離があります。
そういう中で
個人が、会社の雇用だけに頼らず、なんとか自分の力でお金を稼ぎたい
そんな思いがふくらむのは、自然なことです。
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ハンドメイド品を販売するとなった時
インターネット、口コミ、実店舗・・・形態は様々あります。
今日友人とも話しましたが
それぞれメリット・デメリットは違ってくるので
自分が、どう考えて、何を選択するか
それを整理するだけでも、活動自体もかなり変わってくるように思います。
例えば、私も利用しているネット販売。
ネット販売の一番のメリットは
”自分の都合に合わせて、自分のペースで販売が出来る”
ということが大きいと思います。
なんらかの事情で、納期や制限の発生する形での活動が出来ない場合
インターネットは、とても強い味方になってくれます。
手の遅い私が働きながら、地道に販売活動が出来るのも
ひとえに、このメリットがあるからだとも言えます。
また、その他にも
●遠くに住んでいるお客様にも自分の作品が届けられる
●沢山の方に、自分の作品を見て知って頂ける
などもありますね。
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ただ、そんなネット販売にもデメリットがあります。
それは、手に取って実物を見て頂けない
ということです。
つまり、お客様がある種 ”想像”で商品を買うという形なので
実物(現実の商品)とはズレが生じる可能性が発生します。
また質感やサイズ(大きさなど)といった、実用性に関わる部分も
ネットの商品頁に頼るしか、ありません。
つまり、そういった部分の情報も
売る側(作家)に託されていることになります。
私がネット販売をしてきて、感じたこと
●商品をただ作って掲載するだけでは、売れない
●実物が手に取れないので、その部分をどう補うか
そこで、頭を悩ませる訳です。
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ハンドメイド品を販売するというと
作って頁に商品を掲載する、で終わり
というイメージの方も多いと思いますが
実際は
それですぐに売れることは、かなり確率が低いことの方が多いです。
もちろん、奇跡的に売れることもありますが
割合として、そんなに多くはないと思います。
そこでネット販売に必要になってくることがあります。
それは、自分の作品の情報をいかに伝えるか
ということです。
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ネット販売は、その情報のほとんどを写真が握っているので
売れるか売れないか、という部分で
写真は”命”というくらいの影響力を持ちます。
自分の作品をどう撮れば、魅力が伝わるのか
ただ撮るのではなく
それを考える必要があるのです。
そして、付随させる文章。
これもまた、写真だけでは伝わらない情報を捕捉する上で
とても大切な要素になります。
作品を紹介する時に、どんな情報をどんな言葉で書くのか
考える必要があります。
私は作るだけではなく、手仕事が好きなので
色々なサイトで、たくさんの作品を見ますが
この紹介文=頁構成は
人によって驚くほど、違いがあります。
拝見すると
出品者が、文章を大切な情報として取り扱っているかどうか
不思議に、なんとなく伝わります。
こんなところからも
買い手の、作家へのイメージや作品の購買意欲が変化していくポイントになる
場合があります。
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今まで書いてきたことをまとめると
ネット販売において
作品の製作者は、作った人であると同時に
自分の作品を”プロデュースする”ことが必要になる
ということが見えてきます。
1歩引いてみること
お客様の立場に立って、大きな視点を持つこと
ネット販売は、実物を手にとって見て頂けない以上
そんな要素が必要になるのだと感じます。
私もそうですが
上記したことを含めて、そうして一生懸命頁を作っても
ネット販売はまだこれだけでは、商品が売れる確率は低いです。
最後に、もうひとつ必要なことがあります。
私も圧倒的にこれが足りないと、自分で思っているもの(笑)
なのですが
それは
ネットマーケティング
です。
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マーケティング
ここまでくると、かなり専門性が高くなってくるので
なかなか個人でこの領域に踏み込める方は、少ないと思います。
ちょっと楽しく作ったものを気軽に売りたい
という価値観の方には、必要ないものですし(笑)
私も以前、プロの方にネット上でのハンドメイド品販売の相談をした時に
マーケティングの強化をアドバイスされた経験があります。
でも、その時も思いましたが・・・
個人レベルの規模の話を、ぐっと超えます(笑)
環境、金銭、などを含めて
可能なことと、そうでないこと
あらゆる現実が、つきつけられます。
自分がどこまで作品を売りたいと考えているか、という本気度が
ここで測られる、ともいえます。
なので、この段階で
自分が、ハンドメイド品を売る、ということに対して
どれくらい情熱が持てるか
また
自分が今置かれている環境の中で、どんな方法が選べて
どこまで実現可能なのか
どこまでそうしたいと思っているか
それが整理される場面でもあります。
私は、その時は
自分の置かれている環境、状況、経済的なこと、気持ちの面
色々なことをトータルして検討した結果、
マーケティングまでは踏み込みませんでした。
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私は、作品製作・気持ちの面では
「趣味」を越えて活動しているつもりですが
「売る」という部分に関しては
専門的なところに取り組んでいくだけの気持ちが持てませんでした。
私は、作るのも売るのも好き(楽しい)ですが
それは、逆にいうと、素人感満載の活動が楽しい
ということでもあるだと思います。
お金をかける余裕もないし
マーケティングはさっぱりわからないけれど
今の環境の中で、自分がどこまで専門的な世界に近づいていけるか・・・
その工夫や行動、イマジネーションが楽しいのです(*^o^*)
売れたら、それはもちろん飛び上がるほど嬉しいけれど
お金や時間をかけてという所まで、売る(マーケティング活動)はできない
自分が取り組んでいる範囲で、お客様が私の作品をいいと思って下されば
それも、作品が売れることと同じくらい幸せ
そんな自分の気持ちに辿り着けているので
売れなくても、膝を抱えて・・・にはなりません(笑)
作品をつくることも、写真を撮ることも、文章を書くことも
みんな、みんな楽しい、幸せ
それが、今の私なのですね(*^o^*)
もし今後、もっとお金をかけて本格的に販売をしていきたい
と思う日が来たら、またその時にそうすればいいですしね。
それでも
ハンドメイド品のネット販売において
マーケティング戦略を持つ方とそうでない方では
素人の私が見ても
”売れているかどうか”に差は発生していると思います。
なので、ネット販売を選ぶ際は
自分が売ることをどこまでどうしたいのか、を整理することも大事だと感じます。
また反面、自分が~したいと思ったことに
もし今の状況や現実が噛み合わなくても、その不足分を柔軟に行動していくこと
出来ることを自分で考えて、自分で見つけて動いていく
作品販売に反映させていく
それだけでも
そんな製作者の心の内は、作品に響いていき
作品は立派にエネルギーを持ち、引いてはお客様に伝わります。
売れても、売れなくても。
私は製作者として、そう信じています。
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は~、かなり長くなってしまいました。
次回は後編
実店舗での販売をテーマに更新します。
あくまで私目線の記事ですが
宜しければ、またお付き合い下さい☆
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