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このたび、


1年9か月ぶりに、

櫻井幹也ソロとして、

30分以上のライブをする事になりました!


活動休止以降ずっと、

ライブをする気が全くなかったけど、


去年の年末何気なしに見てた、

ウッチャンナンチャン司会の、

日本テレビ「歌唱王」の準決勝に、

進出され画面の中で熱唱してた、

「ドートレトミシー」の長尾君から先月、


「久々に一緒にライブしましょう!」


と何度もお声掛けして貰い、

8月8日に歌う事になりました。


彼との共演は思い返せば、

4年3ヶ月前に東京の「四谷天窓」で、

共演して以来になる。


場所は大阪の北浜にある、

ソロバンメーカー雲州堂 」さんの蔵。


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色んな方から雰囲気がメチャクチャ良くて、

お料理もおいしいと以前から聞いていた所での初ライブ。


そう言えば小学4~5年生の頃、

僕はソロバンを習っていたっけ。


クラスメイト何人かが通ってたから、

3年程やってた少林寺拳法をやめて、

近所のお寺のソロバン教室に行き始めた。


そんな話をさっきお祖母ちゃんとしてたら、

たんすの中にまだあるかもって事になり、


探したら埃まみれの、

ソロバン入れに入ったソロバンが見つかった!


右上に貼ってあった、

資格認定シールが懐かしかった。


久々にソロバンで、

何かを計算しようとしたけど、

足し算をするのがやっとこさ。


掛け算なんて全然出来ないぐらい忘れてしまってた。


けどあの時の習ってた先生の白髪や、

お寺の匂いは少しだけ覚えていた。


久々に
そのお寺の前を通ってみたいと思った


もしかしたらまだ教室が開かれてて、

後輩達がカチャカチャとはじいてるかもしれない。


「願いましては…」


24年前の僕はミュージシャンになる事も、

ボイストレーナーになる事も、

心理カウンセラーになる事も、


小学生の僕の願いの中には1%も無かったなぁ。


そう考えると、


よく街角で将来の夢を、

子ども達に聞く番組があるけれど、


その数十年後に調査したら、

きっと99%の子達の願いは叶ってないと思う。


けど僕はそれでいいと思う。


だってそれは、


「成長」したお陰だと思うから。


子どもの小さな世界の、

狭い範囲の中で見つけた「夢」ではなく、


大人になって沢山の出会いと、

経験と挑戦によって大きな世界に出て、

自分で決めた新しい「目標」を実現させてく事を、


「成長」と、


言えると知ったから。


ソロバンみたいに「計算通り」、

とはいかない世の中で、


小さい頃願って無かった事が、

いつの間にか願いになって、

それが叶い続ける事が今の僕の、


「夢」になってるから。


「願いましては」


8月8日。


僕はこの日また、

ソロバンで計算してる11歳の僕が、

願ってなかった事を叶える。


ソロバンメーカーの蔵で、

唄を歌うという事を。



上記写真:櫻井幹也(京都・伏見)



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 【ニュース】



「パチパチサマー」


明治30年創業のそろばんメーカー「雲州堂」さんの蔵と、

その路地裏にひっそりと佇む「元からし屋」さんの蔵、

この寄り添う二つの「蔵」を一つにリノベーションして、

2003年生まれた情緒溢れるスぺースで櫻井幹也初のライブ!


[日時] 8/8(土) OPEN 17:30 / START 18:00

[場所] 大阪・北浜「雲州堂

[出演] 櫻井幹也 / ドートレトミシー / 浅野昇二 / なかたかおり / ソラ

[料金] 予約2,000円 / 当日:2,500円 (共に+1ドリンク代500円)

[予約] info@kakerabank.com

に ①8/8②お名前③人数

をお書きの上送信ください。

予約完了メールが届きます。



降水確率は80%。

でも教会に着いた時、
雨はまだ降ってなかった。

礼拝堂にお邪魔して、
一人にして頂いた。

前回のブログに書いた、
日本語アレンジの、
「Amazing Grace」を、
コトバショ」第四弾として、
歌う準備をする。

十字架に向かって、
深呼吸をする。

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心臓が止まったかのように、
音がしなかった。

ライブ前のような、
緊張やドキドキじゃなく、

まるで眠る前のような、
体の静寂を感じていた。

思ったような、
高揚や興奮はなかった。

むしろ瞑想してるかのように、
ただただ心は静まり返っていた。

そして歌いながら、
あの日を思い出していた。

この曲を歌ったライブのあの日の事を。

2011年5月5日の事を。

涙を流してたあの子の事や、

4年以上会ってない君の事や。

もうすぐ再会するあいつの事も。

そして、

ラストの歌詞。

「新しい朝がもうすぐ始まる」

その言葉は、
7月26日の事を連れて来た。

1年4ヶ月ぶりに、
弘とイベントをするその日の光景を。

そう。

新しい形の、

新しい2人で、

何かが始まる。

その歓喜が少しだけ、
声に乗った気がする。

始まると同時に、
今までの自分が終わって、
落ちて行く事を暗示してたのか、

歌い終わった瞬間、
ギターストラップが肩から、
スルリと落ちてった。

文字通り何だか、

「肩の荷が下りた」気がした。

撮り終えて外へ出たら、
雨が地面を濡らしてた。

体をすぼめて僕は走った。

そしたら一粒だけ、
僕の頬にポツンと付いた。

僕は笑って空を見て
親指でそれをぬぐった。

笑いながら泣いてるみたいだった。



※上記写真:櫻井幹也(大阪・高槻)

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この歳になって、

お寺や神社に行く機会が増えて来たけど、


僕は中学高校と、

キリスト教の学校に通っていた。


そんな事もあり2011年には、

東京・池袋の教会で、

一度ライブをさせて貰った事もある。


その時、


一曲目に「Amazing grace」を、

日本語にして生声で歌ったのを、


今でも鮮明に覚えてる。


目の前の何人かが、

ポロポロと涙をこぼされた衝撃と、


僕の体の中から、

ザワザワと色んな感情が、

沸き立つ感覚が今でも忘れられないから。


そして、


つい先日、


ボイトレの生徒さんのお一人が、

毎週日曜日に教会へ行かれてるとお聞きしたので、


「どこか歌わせて貰える、

教会ってありますか?」


って軽い気持ちで尋ねた所、


大阪の高槻の、


「セントマリヤ教会」を、

紹介して頂いたので、


先月の日曜日、

礼拝を少し覗かせて貰った。


入った瞬間、

天井からの木漏れ日が、

僕の心を一気に洗ってくれた。


「ここでAmazing grace歌わせて貰えたら…」


思わず歌ってる自分の姿を、

想像したら鳥肌が立った。


思い立ったが吉日。


早速お話をして頂き、

明後日月曜日のお昼に、

教会にただ一人僕だけでして貰い、


2011年の震災直後に、

オリジナル歌詞にした

「Amazing grace」を、


コトバショ 」の第四弾として歌わせて頂く。


当日どんな歌声を、

引き出して貰えるのか。


どんな気持ちを、

教えて貰えるのか。


どんな世界を、

開いて貰えるのか。


それはきっと、

神のみぞ知るんだろうな。



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「Amazing grace」


 作詞:櫻井幹也

 作曲:ジョン・ニュートン


Amazing grace
陽の光 僕の心を照らすよ

遠い空から 
新しい朝がこの日も始まる 

数え切れぬ沢山のモノを
あなたはくれたよ

人は未来をいつまでも 
永久に何度も描ける

あなたを傷付けて 
自分の弱さを知ったんだ

あなたと出会って 
愛を知った Amazing grace

Amazing grace 
陽の光 君の心も照らすよ

遠い空から 
新しい朝がもうすぐ始まる 

朝がもうすぐ始まる