コロッセオがランタンに!
指紋が一致しない!?
前回の移民局の話の続きです。
指紋を取り直して3週間後に滞在許可カードができたので、ある日移民局に取りに行きました。
散歩がてら、こんなところを歩いても行けます。
10時に着いて、書類を渡して10分後に名前を呼ばれたので、今日は待たなくてすむ!と思いました。
私の番がきてパスポートを出して、右手親指の指紋を取ったのですが、コンピューターが認証しません。
おでこに指をこすってみてと言われて、その通りやってみたけどダメ。
今度は中から別の係の人が出てきて、機械を拭いて私の指を持ってやってみたけどダメ。
また別の白衣来たスタッフがクリームを持って来て、手につけてこすってトライしてもダメ。
ここまで50回くらいトライしました。
数値で600かな? それ以上の数値が出れば認証されるようで、私のは200前後をうろうろしている数値でした。
一旦別の人たちをやるから、とりあえず座って待っていてと言われました。その後やった人は指紋も一致してカードをもらっていました。
今度は窓口を変えて別の機械で指紋を取りました。さっき窓口の中にいた人が、外に出てきて今度は私の指を持ちました。
また何度もやったのですが、数値が前の機械よりも高く出ていたんです。400以上が出始めてさらに気合いが入ります(笑)
そして親指を指先から押すようにやったらついに一致
ここまで長かった~。100回近くトライしたんじゃないかな。
でももう一本あるんです。左手人差し指の指紋。
こちらは10回くらいで一致しました!
そしてやっと滞在許可カードをもらえました❗2時間近くかかって、手はクリームでベトベトでした。
窓口の人はパスポートを返すのを忘れていたので、私から返してくださいと言いました。
こんなにも指紋が一致しないことがあるなんてびっくりですね。
日本で指紋変えてきたんです、って冗談言えばよかったな(笑)
移民局へ何度も足を運ぶ
イタリアに外国人として滞在するための許可証を、紙からカードに切り替えるために、移民局へ予約を取りに行ったのが昨年末。
3月末の予約が取れて、予約日に手続きをして指紋も取られました。
そして5月の受取日を指定されました。
5月にネットで確認してもできていなかったので、6月下旬日本へ発つ前に移民局へ行ってきました。その時もまだネットでは処理中でした。
この先を行くとローマの移民局があります。
目と鼻の先に、ジプシーのバラック集落があってすごいところなんです。
2時間待たされて、窓口の人に「まだできていないので、受取日を8月に変更しますね。」と言われました。もはやこの受取日はあってないようなもの。
日本から帰ってくる時は、ソウル経由で入国審査はローマだったのでそれほど心配はしていませんでした。イタリア人が自分たちの国をよく分かっていますからね。実際日本のパスポートだけで入国できました。
8月下旬にローマに戻ったのですが、その時点でもまだできていなかったんです。
さすがにおかしいでしょ
ということで、9月上旬、移民局へ行って窓口で「5ヶ月も待っているんですけど…」と言うと
「え、5ヶ月も? 確認させるので座って待っていてください。」
そして待つこと2時間半!
やっと名前を呼ばれて行ったのが、指紋を取る部屋
部屋に入ると私の書類が入ったフォルダが置かれていて、指紋の取り直しでした
はい、ここで振り出しに戻りました。
「急いでやって3週間後にカードができる予定です。ネットで確認して取りに来て下さい。」
もうここまできたら3週間でも2ヶ月でも変わらない。年内に受け取れればいいや。
そして3週間後、ネットで確認すると本当にできていました
やらないと放置だけど、やればできるんですね~。
やっともらえる、よかった~と後日移民局へ向かいましたが、それがまた大変だったんです
続く
クラフトフェアに日本のもの
ピンスというかき氷
韓国の焼き肉と食文化の違い!
イタリアへ戻る時に、乗り換え地のソウルで初めて会った先生が、焼き肉に連れて行ってくれました。
ここは午前から通しで営業しているみたいで、早めの夕食でしたが先生が探してくれました。
焼き肉の鉄板が斜めになっていて、低い方から汁が下の受け皿に落ちるようになっていました。エゴマと他の葉っぱで頂きました。焼き肉にわさびもつけて食べるんですね。意外でした❗
経由地で会いたかった人
日本からアシアナ航空でイタリアに戻る時、23時間乗り換えの経由地ソウルで1泊しました。ソウルは乗り換えで観光したのは3回目でした。
ソウルで会いたかった方がいました。昨年の秋学期にオンラインで教えてくれた韓国語の先生です
先生は、宿題の添削をひらがなで「けいようし」と書いてくれたり、授業でも日本語由来の言葉があるのを教えてくれたりして、いつかお会いしたいなと思っていて、それが叶う形となりました。
インチョン空港に午後1時に着いて、ソウル駅近くの宿に荷物を置いて、4時に先生とソウル駅の15番出口で待ち合わせました。
オンラインだと顔しかわからないので、実際会うと不思議な感じがしますね。小柄な可愛らしい先生でした。聞いたら先生は日本に6回も行ったことがありました!
昔の町並みが残るプクチョン(北村)に行ってみたいと言ったら、バスに乗って連れていってくれました。バスだとソウルの景色を見ながら移動できるのがよかったです。
ご飯を食べた後、昔ながらの韓屋の建物ですが、普通に住民が住んでいるプクチョンを散策しました。ソウルも坂が多いですね。
この後、大きなお寺の近くにあるインサドン(仁寺洞)というある昔からあるエリアに連れていってもらいました。そこには今風の羊羮のお店があり、先生が生羊羮を買ってくれて食べました。食べやすい大きさで、種類によってパッケージの箱も違っておしゃれでした。
もっと時間があったら、お寺や昔からあるお店などゆっくり見たかったです。
富士山周辺の観光
日本滞在中、アメリカ在住の外国人の友人が、大学生の息子さんと日本に旅行に来ました。
それが、観光初日、友人が東京駅でJRパスを失くしてしまいました。改札入るのに使って、ポケットに入れた後、お土産買ったりして気づいたらなかったと!
仕方なく、静岡まで新幹線の切符を普通に買って来ました。
彼女たちが静岡滞在中、1日だけ晴れた日があったので、富士山周辺の観光に富士宮まで行ってきました。東海道線で富士まで行って、身延線に乗り換えて約20分です。
富士山世界遺産センターに行ったあと、富士宮焼きそばを食べて、バスで白糸の滝に向かいました。
バスから雲の合間に富士山の頂上が見えました。
富士山の雪解け水が何年もかかって湧水となって出てきています。
白糸の滝は、お土産屋や食事処がリニューアルされてきれいになっていました。帰りに息子とラムネを飲みました。
白糸の滝を見た後は、またバスに乗って富士山を祀る浅間大社へ。
本殿は「浅間造り」といわれる珍しい2階建ての様式で、徳川家康が関ヶ原の戦いの勝利のお礼として寄進したそう。
浅間大社の周りも湧水が豊富で、子供が水遊びできる浅い池もありました。水も本当にきれいです。
最近、富士山に登る外国人旅行者も多いと聞きますが、周辺の観光もおすすめです!