以前、こちらのブログで80年代リアルロボットについて簡単に触れたが、
今年は「装甲騎兵ボトムズ」・「聖戦士ダンバイン」・「銀河漂流バイファム」

の放送開始40周年なのだそうだ。

 

 

 

3作品のうち、ボトムズとダンバインのイベントが都内で開催されるということで、
チケットを申し込んでみることにした。
 

ボトムズ展は9月1日~24日、

ダンバイン展は9月29日~10月22日。
ちょうど仕事が忙しい時期だったが、
どちらも合間を縫って見に行くことができた。

 

今回は前半のボトムズ展について書きたいと思う。


場所は西武渋谷店モヴィーダ館の6F。
エレベーターで一気に6Fまで上がり、パーティションに沿って入口を目指すと、

そこには待ち構えていたのはクメン編のATたち。

 

 

入口でチケットを渡して入場すると、

そこには実物大のスコープドッグの頭部と、メロウリンクの対ATライフル。
スコープドッグの頭部は想像よりも小さく、
対ATライフルは想像よりも大きかった。




写真を撮りつつ、エンドレス再生されていたオープニング映像を眺めていると、
入口付近から若い女性の声が聞こえて来た。
こんな炎の匂い染みついてむせるイベントに来る女性はどんな人だろうと思って、
声のする方を見ると、なんと声優の上坂すみれさんだった。


彼女は展示会のスタッフさんに案内され、
メロウリンクの対ATライフルを持たせてもらっていた。

ロングスカートで対ATライフルを構える姿はかなり絵になっていた。
(写真はインスタグラム参照)


どうやら彼女はメロウリンクのファンらしく、飼い猫にもメロウリンクという名前を付けているようだ。

出口付近の寄せ書きにもメロウリンクの展示に関する感謝の言葉が記されていた。


そんな上坂すみれさんを横目で見つつ展示場の奥に進むと、そこはATたちの戦場だった。
大小様々なATのモデルとジオラマが並んでいて、
どうやらこれらの展示がこのイベントのメインらしいということを認識する。

個人的にお気に入りだったのが、このスコープドッグ小隊のジオラマ。


4機で作戦行動中の1シーンだが、実はこの後ろの建物は、
シルバニアファミリーの「街のおしゃれなデパート」。
昨今のご時世と相まって、日常が非日常に変わる姿が表現されていたのが印象深かった。


お気に入りもう一つ。

サイズ感分かりにくいが、1/35(だった気がする)のスコープドッグが並ぶ姿はなかなか壮観。

シンプルだがこれだけの数を個人で揃えるのはなかなか難しい。

 

 

 

展示スペースを抜けると物販エリア。

既に限定品のプラモデルもパンフレットも完売していて、
残りはお菓子の入った缶詰などが売っていたが、荷物になりそうだったのでパス。

代わりにステッカーを数枚購入したが、

個人的にはトレーディングカードみたいな揃えて楽しめるものがあると良かったと思う。


その場では販売していなかった(予約のみ)が、
おそらくこの物販の目玉商品は、40周年の設定資料集。

むしろこの設定資料集を宣伝したいがためのイベントだったのではないかという気もする。

 


内容はPart1(Vol.1,Vol.2)とPart2(Vol.3,Vol.4)が別売で、
全部揃えると300ページ x 2冊 x 2セット=1200ページというとてつもないボリュームになるようだ。

値段と置き場所の問題で、結局の会場では購入の踏ん切りが付かなかったが、後から欲しくなるのは世の常。
 

 

 

プレミアムバンダイやA-on StoreではPart1の予約は終了してしまったようだが、
Amazonや楽天ではまだ購入できるようだ。

※Amazonではなぜかメディア形式はDVDで、「DVDではない」との断り書きが書いてある。
 

 

さて。この地獄につきあうべきか否か。