ハートで唱えれているか? | あるヨギのブログ

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インドに行き初めて30年で名古屋でインドの伝統的な瞑想法、マントラ、ニャーナ・ヨガ、ダッタ・サンプラダヤ、タミールシッダンタ・ヨガ等を教えています。
プロフィール↓
https://ameblo.jp/rishijnana/entry-12837332398.html

普段、私たちは肉体を自分だと思っていますが


ヨガでは、自分を肉体と同一視することは一番の無知だと言われています。



大きく分けて、『身体・心・魂』とあり



人によって、「身体優位の人、心優位の人、魂優位の人といます」が



魂優位の人は、圧倒的に他の2つに比べて少ないです。



でも理論的には、生きている人と死んでいる人の違いは



肉体に魂が宿っているか? 魂が抜けているか?の違いです。



生命力の根本なので心や肉体よりも本当は一番エネルギーを持っています。



題名の『ハートから唱えられているか?』は、


マントラや神の御名をハートから唱えられているか?なのですが



普通の人は、魂よりも肉体や心が優位なので


魂が心や肉体をそんなにコントロールできない状態なのですが


ちゃんとハートから唱えられるようになると


ハートからのエネルギーで心と肉体をコントロールできる状態になります。



実際には、本来のクリヤーヨガで使われていた



ハートでマントラを唱えて、そのエネルギーで身体をコントロールして



クリヤー(行為)を起こしたり、本来のエネルギーが発揮されるので



身体自体も健康になり、若返ってきます。



肉体に囚われているから、病気や老いという肉体の性質としてのカルマ(結果としての)を受けるのであって


肉体から離れることで、病気や老いからも離れられるのです。



心も同様で、心に囚われていればいるほど、嫌なことがあれば忘れられず溜め込んでしまいます。



本来のヨガは、囚われているこの『魂』であるアートマを牢屋から出すことです。