私も大きなクンダリーニ覚醒体験が2度あるのですが
本当に身体の中にクンダリーニ・エネルギーの流れるルートができていないとクンダリーニ覚醒は、やはりすごく危険です。
『クンダリーニ症候群』と言って、クンダリーニが目覚めることで色んなことに敏感になったり
クンダリーニ・エネルギーが下部チャクラで止まってしまえばコントロールできない性欲に悩まされたりや
クンダリーニのルートがちゃんと出来ていないと、ヨガをしているのに我が強くなったり
我が強いからか、物事を多面的に捉えること見ることができずに、一方向でしか見れなくなっていってる人を今までに沢山見て来ました。
そういった事からも自己流の瞑想は危ないのと
私も沢山のヨガを経験して来ましたが
クリヤヨガのように、身体の中のエネルギーのルートを開発するヨガが他のヨガでは存在しないのではとさえ思ってしまいます。
私自身が一番最初に言った大きなクンダリーニの覚醒が2度あって、1つ目はアートマヴィチャーラという自己探求、もう1つがマントラ・ヨーガでの覚醒だったのでルートがちゃんと出来ていなくて本当に苦労しました。
なので、クンダリーニが目覚めていない人だけでなく、ある程度目覚めてしまってコントロールできない人もちゃんと学ぶべきだと思います。
また、クンダリーニにも深さというか、段階があります。
チャクラも肉体的チャクラ(アンナマヤ・コーシャ食物での鞘)。
この肉体は食べ物でできているので『食物の鞘』アンナマヤ・コーシャと呼ばれています。
チャクラも表面的な、アンナマヤ・コーシャのチャクラ、もっと深い部分のプラーナマヤ・コーシャ(プラーナの鞘)のチャクラ、マノーマヤ・コーシャ(心の鞘)のチャクラとあります。
それぞれ目覚めさせ方が違い、肉体的な刺激(尾てい骨を打ち付ける等)で目覚めるのは肉体的(アンナマヤ・コーシャ)なクンダリーニだけで霊性の向上よりも性欲や我が強くなったりとあまり良い影響でない目覚め方をします。
霊性修行者にとって目覚めさせたい部分は、肉体レベルのみでなく総合的なもっと深い部分もバランス良く目覚めさせる必要性があります。
総合的でなく、肉体的なチャクラのみのクンダリーニが目覚めると本当に苦労するし精神にも異常をきたします。
普段、皆さんは感じないでしょうが身体の中にエネルギーの流れがあります。
川の流れと同じで、例えばダムで塞き止めてあり、水の流れが一定的だったのがダムから急激に大量の水を放出すると川から氾濫したり激流で洪水になったりする可能性があります。
大量の水を放出するには、川も大量の水が流れこんでも大丈夫なように川自体を大きくしたり、補修する必要性があります。
力、パワーを求めるあまり、身体の中のエネルギーのルートの整備ができていないのに急激にクンダリーニが目覚めると上記の川の例えと同じで危険なことの方が多いです。