夏休み 必殺!読書感想文(論説文)の書き方  | 蘇我にある個別指導塾 ライズ学院のブログ

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試してみないか?

小・中・高校生のみなさん、保護者の皆様、こんにちは。

 

ライズ学院の梶原です。

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今回は、読書感想文の書き方(論説文)と題して記述します。

 

夏休みの宿題の代名詞である、読書感想文、皆さんは得意ですか?

 

苦手な方もご心配は無用!

 

それでいってみましょう!

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今回は、論説文とか表論文とかいう分野の本の読書感想文です。

 

まずは、絶対にやってはいけないことを挙げましょう。

 

巻末にある「解題」などを読んで楽をしようとしてはNGです。

 

正直、時間の無駄だし、面白くないし、ろくなことではありませんから。

 

きちんと本文を読みましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読みながら筆者の主張が書かれているページにふせんを貼っておきましょう。

 

そう、「これだ!」と思う部分が書いてあるページにどんどんふせんを貼っていくんです。

 

これを最後まで進めてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を読まれている方々は読書が苦手かと思われます。

 

だから1冊を読み終わるまでに時間がかかるのでは?

 

実際に感想文を書くのは徹夜でも出来ますから、読むことを優先して、早め早めに読み始めることをおススメします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読み終わったら、ふせんの貼ってあるページの、筆者の主張が書かれている部分を読んでいきます。

 

全体的に、筆者が「何を」言いたいのかが分かるかと思います。

 

「結局、筆者は、『何がなんだ』といいたいんだな!」

 

ここをつかめば9割がたの作業は終わりです。

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全体的に何を述べているのかが分からない場合はどうしましょう。

 

部分部分でいいので、できるだけ筆者の意見を拾い上げてまとめてみましょう。

 

自分の実力以上のことをしようとしなくてもOKです。

 

1冊を読み終えただけで自分を褒めてあげて下さいね。

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では、実際に感想文を書いていきます。

 

学校の課題だと、800文字程度かと思います。

 

最低字数をクリアすることを考えていきます。

 

字数の多さに目を回していてはいけません。

 

字数が多い方が自分の言いたいことが丁寧にしつこくかけるので有利!とお考え下さいね。

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字数制限が何字であろうと、3段落以上の構成とします。

 

そう、逆に200字以内でも3段落構成でOkです。(段落数は、試験によっては指定されていることがありますので、その時は指示に従います)

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第一段落には、本文の要約を書きます。

 

大体、40文字~60文字、つまり400字原稿用紙2~3行ということです。

 

「要約」ときいて、本文を書き移し始める方々を見受けますが、これは絶対にNG行為。

 

要約の仕方を勉強しておきましょう!

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要約とは「AはBである」の形(命題)で示します。

 

ココでのAは「主題」です。

 

主題とは、その文章の中で一番よく出てきた言葉のことです。

 

その本が「何に書いてあるか」の「何」に当たるものです。

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Bは、主題の「内容」を書きます。

 

例えば、その文章が「スマホ」についての文章ならば、「長時間使用すると思考力に悪影響がある」のような感じです。

 

これを要約文にすると、「スマホは、長時間使用すると思考力に悪影響がある」となります。

 

実際は、「スマホは便利なデバイスであることは確かだが」のようになるでしょうね。

 

本文の記述内容に従ってください。

 

実は、要約とは何も難しいことではなく、これでいいんです。

 

あとは、内容によって細かく記述する必要があるかもしれませんので臨機応変に対応してください。

 

基本的には1行で完結するハズのものです。

 

 

 

 

 

 

 

第二段落は、筆者の主張に対する自分の意見を書きます。

 

「私は、筆者の意見に賛成(反対)です。」で書き始めます。

 

要は、筆者の主張に対しての自分の意見の YES or   NO を明確にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三段落以降は、自分の主張の論拠を記述していけばOKです。

 

客観的な証拠(エビデンス)やことわざ、統計、事件、裁判の判例などを使うのがいいですね。

 

「私が、筆者の主張に賛成な理由は~だからです。それは、~ということわざにもある通り云々」でOK。

 

これを細かく記述していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでスパイスを効かせるテクニックを1つ。

 

必ず、自分の主張や意見への「考えられうる反論」も書き出しておきます。

 

「私のこの意見に対しては~という反論もあるでしょう。」のようにです。

 

これは、自分の文章内で論破しておきましょう。

 

「では、~というなら~の件は違うといえるのか?それは矛盾しています。よって私の主張は正しいと言えます。」でOK。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

簡単でしょう?

 

ん?簡単ではない?

 

この記事を読む前よりは、読書感想文の型が分かったのではないですか?

 

正直、何文字でも書けますので楽しんで読書感想文を書いてください。

 

くれぐれも本は早めに読み始めてくださいね。

 

作文自体は一夜漬けでなんとかなりますから!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のTIP!

 

「評論文の読書感想文は、本文要約、自分の立場(「賛成」「反対」)の確立、自分の立場の論拠の3つで構成すること!」

 

 

 

 

 

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今回の記事の内容を動画でご視聴ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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