小・中・高校生の皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
ライズ学院の梶原です。
皆様は、大人になって気づいたことはありませんか?
正確には、大学に合格した時点で確信したことはありませんか?
そう、小学校、中学校の教育は一体何だったのかということですね。
言葉を選ばずにもっと言えば、「学校の先生は頭が悪いんじゃないのか?」とかそんなことです。
要は、大人になって「義務教育の推奨していることはちょっと変だぞ」と疑問を持つことです。
社会に出て、義務教育で習ったことの殆どが通用しないという事実に気づくわけです。
この経験、ありませんか?
義務教育の全部が無意味だとは考えていません。
「挨拶をしましょう」なんかは十分に通用しますよね。
でも、私自身は、それについては学校教育でよりも、地域のスポーツクラブの野球部で学んだことの方が大きいんです。
なぜそれが言えるのかと言えば、ビジネス系のYouTube動画などを見ていても、成功の秘訣は「挨拶を元気よくすること」みたいな回答が、成功者と呼ばれる方々から異口同音に聞かれるからです。
つまり、社会人の殆どが、義務教育で「挨拶をしましょう」と習っても身にはついていないという証拠ですね。
話は大きくそれましたが、親御様方は、義務教育の通りに子育てをすることには反対であると私は考えます。
例えば「遅刻をしない」ということ。
お子様に「時間、時間、時間に間に合わないぞ!」とせかした経験はありませんか?
確かに時間厳守は重要です。
その人の信用にもつながることだからですね。
でも、世の中、教科書通りにはいかないことの方が多いモノ。
なんらかのトラブルに出会って、商談や会議に遅れることもあるんです。
「そうなってもいいように常に2時間早く行動しなさい」と説く人もいますが、そんなことをしていては時間が足りずに仕事は終わりません。
普通に「1時間前行動」をしていても、電車が人身事故で止まったとか、事故現場に出くわしたとか、不可抗力の出来事に出会うことも少なくありませんよね。
なら、「時間を守りましょう」という義務教育の教えはどう説明しますか?
私は、時間を守るのも勿論重要ですが、万が一、時間に遅れることが確定したらどう行動するかを教えるべきだと考えます。
ライズ学院の新人講師マニュアルには
「遅刻が確定した時点で必ず教室に連絡を入れること」と書きました。
これ、何を言っているのかおわかりでしょうか?
「急げば間に合う」はダメということですよね。
「もしかしたら10分程度遅刻するかもしれませんので~の措置を取っておいて頂けますか?」と段取りをつけるのが大人というもの。
「急いで来たらギリギリセーフで間に合ったからいいや」では、それこそ、その人の信用を失うのがビジネスの世界です。
社会人になったら、たとえ、そのことでより更に10分多く遅刻をすることになったとしても、電車を一旦乗りて先方に連絡を入れるというのはビジネス上の常識です。
また、「他人を殴ってはいけない」「暴力はいけない」というのも同じ。
大人になって、社会に出れば、暴力でしか解決できない場面に出くわすことも大ありです。
窃盗団に襲われたら、とりあえず相手を殴り散らかして、逃げて、後で警察に出頭して処罰を受けるのが最適な場合は多いんです。
やられっぱなしは全く得をしません。
そこを義務教育では教えてくれないんです。
自分の大切な人やモノを守るために、棒切れを振り回すなり、考えられうる最高の抵抗はするべきなんです。そうでなければそれこそ男女問わず、パートナーからは見放されます。
ちなみに私は、いつ、暴走族やならず者に襲われても大丈夫なように、護身用に車には出刃包丁を隠し持っています。他ならぬ、家族を守るためです。
お子様が、親御様に手を上げたらどうしますか?
「家庭内暴力はいけないこと」だから警察に連絡しますか?
そんなことをして、お子様は改心すると思いますか?
「暴力はいけないことだけど、お前のためを思って、お父さんはあえてお前を殴る!」と言ってお子様が以降、ビビるくらいの殴打を(加減して)お見舞いしてあげればそれが正解と考えます。
ここで、「加減」「急所を外す」ことができるように、特に男の子は子供のうちにケンカをしておくべきなんですよ。
親は、義務教育の「権化」となってはいけないんです。
義務教育というのは「必要最低限の」教育事項であって、社会人になって何らかのトップに立ちたかったら、「この世の最高の」教育事項を学び、子供に教える必要があると考えます。
近年、スマホの普及に伴い、親御様がすぐに「ググる」行為をするのが目立ちます。
そのような親御様方は、先出の「義務教育の権化」といえます。
なんでも答え合わせをしないと気が済まない、正しい答えがどこかにあるはずだ、誰かが教えてくれるはずだ、と思考しがちな人種の集団ですね。
学校で勉強すること、経験することはそこじゃない。
自分で仮説を立てて、それを様々な可能性から立証していくことでしょう。
いきなり答えあ合わせは全くの筋違い。
そんなに簡単に正解なんて行き当たるはずもありませんよね。
ググった結果を妄信して、それが間違いであったらどうしますか?
悔いが残りますよね。
例えば、子どもが腹痛で苦しんでいたら、まずは食中毒を疑ってみる。
他の家族が何でもないから小中毒の線は消える。
ならば、その子だけが悪いものを食べたのか?
それを調べてみる。
そうでなければ当日の朝の便通の情報をもらう。
つまり、お子様が、朝、うんちが出たかどうか、出たのならどんなうんちか、の情報を得る。
うんちが出ていないのであれば、水分を多くとらせて、お腹のマッサージを自分でさせるなりしてやるなりして便通を待つ。
それで解決したら、単なる「糞詰まり」で解決でしょう。
この思考がもてるか持てないかが「教養のある親か否か」の違いになるのではないでしょうか?
大学に入学して、仲間たちと「義務教育は変だ」「学校の先生は頭が悪い」と議論するのは、高等教育で弁証法的な物事の思考の順序を学んだ結果だからです。
勿論、人を「バカ」扱いをするのはよくないことです。
が、小・中学校の先生方も、そうやって「義務教育の位置づけ」に教え子たちが気づいてくれることも本望なのかもしれませんよ。
ここで本当に怒る教師は「真正のバカ」というしかないでしょうね。
だから、自分の子供に対して一生の教育をする立場の親御様方は、義務教育の次元よりも高次元な教育を心掛けなければならないということです。
今回のTIP!
「人の子の親は、学校の義務教育の権化となってはいけない。高等教育や実社会で学んだ高度な教育を心掛けるべきである」
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