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 次の日になった。
 まずは挨拶。んでもって告白のこと連絡・・・・・♪
 指を折りながら何度もかぞえて確認をする。
 そして、もう一度昨日の自然な挨拶を鏡にして出発!
 
 学校に到着すると、やっぱりはるかチャンはいた。
 うっ・・・・ぅぅ・・緊張するし。
 でも、言わなきゃ。
 さりげな~く、いつものように教室に入って一番奥の自分の席にカバンを置く。
 そして・・・・・


 「はるかチャン・・・・おはよっ!」


 精一杯の挨拶。顔・・・・赤いかなぁ????
 返事を待っていると、声をだしたのは・・・・・ふうかだった。


 「おはよ~♪今日もげんきだねぇ」


 あんたに言ってないし。


 「あぁ」


 適当に返事をした。一方のはるかチャンからは・・・・・・!!!


 「おはよっ!はるかでいいよ。なんか緊張するし」
 「あ・・・・う、うん」


 しゃべった!しかも長文!ひゃ~!!!!!!!!!!
 とまどっている俺をよそに、はるかチャンはにこっと微笑んでまた分厚い本に目を向けた。
 うっわ~!昨日に続き超ラッキー!!!!マスターありがと!


 「ひとき、顔赤いよ」


 また声をだしたのはふうか。
 俺がはるかチャンを好きなこと知ってるから・・・・・ちょっと冷たく言う。


 「あっそ・・・・」


 マスター、ふうかもどうにか出来ませんか・・・・・・。
 そんなことを思っていた。そしたらまた!


 「橋本君って『ひとき』って言うんだぁ~」


 え?いましゃべったのはるかチャン???????確かにはるかチャンだよね??????
 俺今日最高なんですけど。明日なんかあるとか?????


 「そうだ・・・よ・・・・」


 でも思った。もしかして、はるかチャン俺の名前知らなかった?
 まぁいいかぁ・・・・。
 
 ちょっと落ち込んで、だいぶ嬉しかった朝。
 改めてマスターのすごさを知った。
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 「は~ぁ~・・・・」


 学校から帰って、おもむろにベットに転がって今日のことを振り返った。
 はるかチャンのとなりになれたってことは、すごく嬉しくてマダ夢みたいにも思えた。


 「挨拶・・・・」


 マスターに言われたことを思い出し、どうやって言おうかを考える。
 部屋にある等身大の鏡の前で、1番自然な挨拶を練習した。
 まぁ1人でこんなことやってるってキモイけど・・・・・。
 何回かやってふつうにできた挨拶があったから、納得した。
 でも、実際はうまくいかないんだよな・・・・・。
 きっと、はるかチャンを目の前にしたら固まっちゃうから。
 むしろ挨拶なんて忘れてるかもしれないし。


 「そうだ」


 自分の携帯電話を適当に押しながら思った。
 はるかチャンって携帯持ってるっけ????
 もし持ってるんだったら・・・・・メアドとか交換できたらいいな。
 そんな勝手な妄想をふくらましていたときだった。
 何も考えず携帯のボタンを押していたら、偶然カレンダーの画面になった。
 そこには、予定を入れられる機能がついているから確認でもしよう。


 「今月ってなんかあったっけ??」


 結構マメに予定とかチェックするタイプ。
 そこにあった絵文字だらけのよく目立つ予定が・・・・・・


 「・・・・キャンプ」


 そうじゃん!今月末、みんなで行くキャンプがある。
 まぁ、修学旅行の遊びばんみたいなもんで泊りがけで。


 「いいこと・・・・??思いついた」


 この日、はるかチャンに告白まがいのでもしてみよう。
 そんなに改まってじゃなくて「気に入っちゃった」程度に。
 みんなもう俺がはるかチャンのことを好きなのは知っているから、成功すれば
 隠さずに言えばいいことだし。
 いいんじゃない?俺!
 自分的にもなんか嬉しかったので予定をメモするところに「告白♪」と追加した。
 マスターになんかいい案もらおう。本当は素が1番ダケド。
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☆サイド:りお なるき☆

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 今日も疲れた。でも、笑顔になった子がいたから成功。
 放課後も、少しの間は残ってみんなの話を聞く。
 今日は誰も来ないかな・・・・と思い、帰ろうとしたそのとき!
 ・・・・・橋本が来た。


 「今日の席替え・・・・・成功したんだけど・・・・」


 成功・・・・つまり、はるかチャンのとなりってことかな??


 「良かったね、話しかけた?」
 「よろしく、とだけ言ったよ。でも他には何も」
 「じゃあ~話さなきゃね。挨拶はかかさないこと。あんたいつも遅刻気味でしょ?
 それにはるかチャンはいつも早いから、朝来たらおはようでも言ってみて」
 「分かった」
 「あ、でも向こうが返事をしなかったらあきらめて。もう言っちゃだめだよ。
 しつこいと嫌われるから・・・・・うなずくだけっていうのもちょっと危ないかも」
 「うん・・・。やってみるわ」
 「何日か続けて、変わったことがあったらまたおいで」
 「ありがとうございました~!!!!」


 席がとなりになったことがよっぽど嬉しかったのか、来たときから笑顔を絶やさずに
 帰って行った。


 「ふぅ・・・・あんたも何とか言いなよ」
 「ゴメン、言うことなかった」
 「も~!次はよろしくね」
 「了解」
 「じゃあ帰るよ」
 「おぅ」


 私たちはいつも一緒いる。なんでかって?お互いが好きだから。
 別に・・・・付き合いたいとか、結婚とかそんなんじゃないけど、いるとほっとする。
 小さいときから一緒だったから当たり前になってるのかも知れないね。
 教室を後にして、明日を待った。
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