過干渉なお母さん | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。


ときどき、見かける光景です。


子どもは5歳の男の子。
まだまだ甘えん坊だけど、もうすぐ小学生。

そんな子どもに、靴をはかせているお母さん。

急いでいたわけではありません。
いつもやっているように、自然にはかせています。



こんな光景を見ると、疑問が出てきます。



このお母さんは、誰のためにくつを履かせてあげているのだろう?









2歳の子どもでも、自分ひとりで靴をはける子もいます

時間がかかっても、自分で履きたいときは待つことも多いです





5歳のこのお子さんは、もうひとりでスムーズに靴がはけます

それをお母さんも知っています



だけど、「やってあげてしまう」んですよね。




これを、過干渉といいます。





過干渉はね、私のよく言っている「甘えさせること」とは、全く違うんです

いや、むしろ、真逆かもしれません




この男の子の例に戻りますね。

この子は、靴を履かせてもらいたかったのでしょうか?




違います。




お母さんが、履かせてあげたかったのです。





これって、どういうことか。


子どもが望んでいないことを、親が先走ってしてしまっているんです。






一見、子どもが望んでいるように見えるかもしれません。


だけどね、子どもって、自分で出来ることは、自分でやりたいんですよね



もちろん、できるのに甘えて「やってー」と言うこともあります


それは、子どもが望んでいることなので、やってあげてください
過干渉にはなりません。
甘えさせているんですよね心






この例のように、子どもが望んでいないことまで親がやってしまおうとすることって、よくあります


それはね、「子どものため」に一見見えるのです。
 
だけど、本当は違うんですよね。






私は、子どもは自分で育つものだと思っています

だけど、まだ誰かの手を借りないとできないことが多いのです



子育ては、そんな子どもの育ちを「お手伝いする」ものだと思いますきらきら!!




過干渉は、お手伝いどころか、すべてをやってあげてしまうのですよね。

もう、自分でできることなのに。



心配性のお母さんによく見られる過干渉ですが、きっと多くのお母さんが、多かれ少なかれやっていることだと思います苦笑


もし、「これって過干渉?」と気が付いたら、少し手を止めて子どもに任せてみてください好





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