罰を与えること。 | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

昔からずーーとある、子育ての方法。

子どもが悪いことをしたら、罰を与える。



「今日は、もうオヤツなしです。」


こんな感じね。



保育園でも、見たことがあるのは

「そんな子は、小さいクラスにもどらなあかんね!小さい子のクラス行こか」

で、本当に連れてって、そのクラスに一定時間いれておく。





これについて、どう思いますか?



私は、一方的な罰って、子どもの「脅し」的な要素にしかならないんじゃないかなぁ・・・と思います


罰を与えるときの大人の心理状況を考えてみるとね。


子どものこと、信用していない

こういう風に思えてきます汗



罰がないと、子どもが自分で「悪いこと」と気付いて反省することが出来ない

とか

悪いことをしたら、悪いことが返ってくることを教えなきゃ

とか。




あとは、単純に、罰を与えると言う事を聞くから。とかね。




本当は、そうじゃないですよねきらきら!!


子どもだって、真剣に話せば反省できます。
だって、お友達を叩いてしまったときなんて「あ、やっちゃた!」って顔します。

それができないときは、理解していないとき。



もし、悪いことをしたら、悪いことで返ってくるのであれば、人は失敗できませんよね。

もちろん、因果応報ってあると思います。



だけど、まだ発達途中の未熟な段階での悪いことって「失敗」レベルです。


もし、お友達を叩いてしまい、その子に「キライ!!!」って言われたら。

もう十分、自分に返ってきていますよね。それで、良いのではないでしょうか?




また、罰を与えたら、子どもが言う事を聞く。


これは・・・・・・

大人のエゴですね





でも、こんな風に大人が思っていること、子どもは察知しています。


反省さえ出来ない、と信用されていないこと
失敗は許されない
心の叫びを、聞いてもらえない
理解してもらえない

きっと、心のどこかで、感じ取っています汗




だからね、もし罰を与えるのであれば、その点は意識して欲しい。



これが積み重なって、子どもが大きくなったとき、

「僕(私)の親は、信用してくれてない」

と心を閉ざしたとしても、仕方のないことです。




私は、叱ることは、必要だと思うんです

ただ、叱り方は、考えないといけないと思っています好



罰を与えたり、脅したり。

そうじゃなくて、もっと、子どもと”向き合う”時間にしてもらいたいです。


子どもの気持ちも聞く。
子どもの言い訳だって、とことん聞く。

だけど、ダメなことは伝える。
なぜダメなのか、理由も伝える。

その上で、子どもの気持ちにも寄り添う。



そういう時間に出来れば、叱る時間も実りのある時間になります。


保育園なんかでは、叱るときに子どもとの距離がぐっと縮まることも、少なくないんですよ心



私は、できれば安易に罰を与えることは、やめて欲しいなぁと思います。







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