「ありがとう」と「ごめんなさい」 | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える子に育って欲しい。



この願い、ほとんどの親が持っているのではないでしょうか?



大人になっても、この言葉が言えない人、いますよね
だけど、しっかりお礼を言う悪かったら謝るこれは、人間関係を円滑にするためにも、とっても大切です心




ですが、少し考えてみてください。


「ありがとう」と「ごめんなさい」、口だけ言えれば、それで満足ですか?

心のこもっていない言葉でも、言えれば良いですか?




それは、きっと、みなさんNOだと思います






だけど、私には、この「言えればそれでOK」状態の保育・育児が多いように見えます↓


何か悪いことをしてしまったとき、「ごめんなさいは?!」と聞く。

子どもが謝るまで、「ちゃんと謝りなさい!」と叱る。


そして、子どもが謝った時点で「次から気をつけようね」で終了。




こんな場面、今まで何度も見てきました




これは、子どもに「悪いことをしたら、謝らないなければいけない」と教えることには、とっても有効だと思います。


ただ、そこに、「気持ちを添えること」を伝えられていません






私は、こんな風に、こどもに半ば強引に謝らせたとしても、そこに意味がないように感じます




もし、本当に、謝ることの大切さを伝えるならば・・・・





大人が、子どもに「心から」謝ることが大切なのではないでしょうか?





日々の生活の中で、子どもに謝る場面は結構あると思います


まず、その「謝ること」ができていますか?


そして、そのときに、しっかり「心をこめて」謝っていますか?








「ありがとう」も同じです

大人の背中を、子どもはよくみています



大人がしっかり、言葉に心をこめて話していれば、子どもは自然と身に付くものです






大人がしっかり前を歩き、その背中を見せるきらきら!!

そして、子どもが自発的に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えるときを待ちませんか?


きっと、そこには、心がこもっているのだと思います好

言わされた言葉ではなく、自分から言った言葉ですもんね心





大人が、「ありがとうは?」「ほら、何ていうの?ごめんなさいでしょ!」と促すことの方が、早く言えるようになるとは思います。

子どもの自発的な言葉を待つのは、時間がかかるでしょう。汗



だけど、本当は、子どもが自分から言えるようになるのを、どんな親も保育者も願っているのではないでしょうか?好




それならば、子どもを信じて、待つ。

その代わり、しっかりと子どもに胸を晴れるような背中を見せる。



これがとっても大切だと、私は思っています心