環境って、大事。 | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

★子育てに自信のないお母さん応援日記★

保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

保育士を目指す人なら、誰でも知っている(はず)。

保育を行ううえで、とても大切な5領域っていうものがあります


『環境・言葉・表現・健康・人間関係』


大学の授業なんかでは、それぞれの領域の勉強をしたり、保育のカリキュラムは、これに沿ってつくったりしますきらきら!!



そんな大切とされている、5つの領域の中で、今回は環境について、ちょっと掘り下げてみようと思います心



というのも、この記事でも書きましたが、私、地球の裏側★アルゼンチンという国で、幼稚園の先生をしていたことがあるんですね



アルゼンチン・・・・もう、環境が、日本とはあまりに違いすぎて
その環境で暮らす子どもたちは、日本の子どもたちとは育ちが全然違ったのです




まず、マイナス面から・・・。

アルゼンチンって、ヨーロッパ風の町並みで、すごくきれいに見えるんですが。
実は、すっごくポイ捨てが多い!!!


というか、マナーとかモラルっていうものがあまりない(笑)



これが、子どもにも影響を与えてました

「ごみはゴミ箱に捨てる」

これが、難しいんですよね・・・そりゃそうだ。大人はポイ捨てしてるんだもの


そして、順番を守ることやご飯のときは座って食べること。

これが、5歳児でもなかなかできないんですよね。
(日本の保育園・幼稚園と比べるとびっくりです


そりゃそうだ、もともとマナーやモラルがあまりないんだもの





そんな感じで、大人ができてないことを、子どもにしてもらうのはどれだけ難しいか知りました




でもいいところもあったのよ(笑)



プラス面

自分の意見をきちんと主張する。


これは、小さい子どももしっかりできていたし、(主張しすぎて困るくらいw)それが大人になっても、きちんと言える。というか言うのが当たり前。

前に書いた「我慢」はさせすぎると良くないよーって記事のようなことは、ほとんどない

みんなが個性的なのも、納得です




というか、少しは我慢してよねって思ったよ。w





こんな感じで、例を挙げていくと違いがありすぎて終わらないんですが(笑)、本当に環境が違うと育ちが違うんだなーと実感しました


特に、関わる人って、子どもにとってはすごく大きい。




お母さんが片付けられないのに、子どもはきれい好きに育って欲しいと願っても難しい。
親が喧嘩ばっかりなのに、「お友達と仲良くね」と言っても難しい。




やっぱり、その環境や関わる人が、子どもの成長を形作っていくんです





外国を見ると、本当に育ちが違って、おもしろいですよ




ちなみに、アルゼンチンでは、言葉がゆっくりでもオムツがなかなか取れなくても「気にしない」人が多かったです

なので、少し日本より、成長がゆっくりでした

それを気にしないスタイルは、なかなか良いなとも思いました