昨日の記事で、子どもに何か物事を伝えるときは、「どうすれば良いのか」を分かりやすく伝えよう、というお話をしました
考えなくても、動くことができるような言葉だと、子どもに伝わりやすいからです
「ダメです!」だけだと、子どもは「じゃあどうすれば良いの?」ということが分からないので、伝わりにくいんですね
だから、「○○しようね」という、行動を示す言葉が良い、という記事でした
ここまで読んで、少し違和感を感じられた方、いますか?
もしいらっしゃったら・・・・それはとっても嬉しいです
わざと、違和感を感じやすいように書いたので
どの部分かと言うと・・・。
「考えなくても、動くことができるような言葉だと、子どもに伝わりやすいからです」
この部分!!!!!
これって、どう思いますか?
子どもが行動するとき、何も考えずに、言われたことをこなすだけになってしまうのでは・・・?というのが、違和感の正体ではないでしょうか??
今日は、この部分について、補足も含めお話します
私が昨日お伝えした方法とは別に、子どもが「自分で考えて、行動する力」を身につけるのは大切だと思います
目安として、だいたい4.5歳くらいから、自分で考える力が大きく育ってきます
その頃になると、子ども自身に考えさせる時間を作ることも大事ですよね
いつまでも、「○○しようね」ではなく、大きくなるにつれて「どうすれば良いと思う?」と子どもに質問してみるのも良いと思います
そこで、私がオススメの方法は
ルールを作ることです
それぞれのご家庭に、ルールって存在しますよね?
例えば、食事中はテレビをつけない、とか。
そんな簡単なルールです
そのルール作りを、子どもに委ねてみてください
簡単なことでOKです
例えば、公園で遊ぶとき、何時に帰るのかを子どもにきめてもらう。
それが、その日のルールとなるわけです。
その時間を過ぎてもまだ遊ぼうとしていたら、それはルール違反。
自分で決めたルールですから、しっかり守ってもらいましょう
(極端に遅い時間に決めた場合は、「その時間だともうパパが帰ってきてお外も真っ暗だよ」など教えてあげてくださいね。)
これを繰り返すとね、「今日は短かったから、明日は5時までにしよう」とか「暗くなると寒くなるから、早くかえることにしよう」など、色々と考えるようになります
また、兄弟がいる場合は、兄弟で話し合ってルールを決めてもらうのもとっても良いですね
お互い意見が違うとき、どうすれば良いのか、自分たちで考えていくのです
子どもって不思議なもので、「しなさい!」と言われたことはしないけれど、同じ内容でも、自分で決めたことはするんですよね
なので、ルール作りのポイントは「自分で決めてもらうこと」です
そして、それが一見間違っていることでも、アドバイスのみに留めて、実際やらせてみるのが良いと思いますそうして、体験から学び、また考えるという好循環を作りましょう