子どもが言うことを聞かないとき。 | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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保育士の目線から語る、お母さん達応援日記!
少しでも、心のモヤモヤが晴れてくれたら、いいな。

ファミレスにに子連れで行ったとき、子どもがもし走り回って遊ぼうとしていたら、どうしますか?

本屋に行って、本を雑に扱い、破いてしまいそうだったら何と言いますか?

電車で大声で泣き始めたら、どうしますか?


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こーゆーことって、いわゆる「あるある」ですよね苦笑汗

子どもは、まだ空気を読んだりマナーを守ることができないことがあります汗



こんなとき、子どもに言う言葉

それは


「走り回っちゃダメです!」
「本はお店のだから、触っちゃダメよ!」
「他の人の迷惑になるから、泣いたらダメ。泣き止みなさい」


こんな感じでしょうか?




確かに、私は、ダメなことをダメだと伝えることは、大切だと思っています好
もちろん、理由もしっかり説明することが大前提ですがきらきら!!



ただし。


「ダメ」というのは、子どもに伝わりにくい言葉なのです







例えば、子どもがボール遊びをしていて、そのボールが道路に出てしまった。
それを追いかけて、子どもが道路に飛び出した。

すると、そこに猛スピードで走る車が――――。
子どもは、まだ車に気付いていません。





もし、そんな状況があったとき、あなたなら何と叫んでいるでしょう?


これには、実は「正解」があるんです



多くの人は、この状況で

「危ない!!!!」
「車きた!!!」


と叫びます。

子どもに、危険性を知らせるためです




だけど、ここでの正解は、違います。


正解は


「戻っておいで!」
「こっちに来なさい!!」


これです。


正解は、子どもがどうすれば良いのかを明確に言葉にして伝えることなのです。



「危ない!」では、子どもがどうすれば良いのか、自分で考えなければいけません
だけど、行動を示すことによって、考えなくても動くことができます






では、ここで、最初の質問の答えも考えてみましょう

これには、正解はありません(*^ー^)ノ




しかし、「ダメ!」では、子どもは分かりにくいんだ、ということは分かっていただけたのではないでしょうか?


「ダメ」ではなく、「ご飯中は座っていようね」「本は見るだけにしようね」「泣かないで、お話してくれる?」

こんな風に「何をすればよいのか」を伝えると、子どもに伝わりやすくなります



もちろん、こう伝えるだけで、子どもの行動すべてが変わるわけではありません。

言っても聞かない!なんてことも多いですよね




ただ、その伝え方では、そもそも伝わってさえいない、ということも、実際は多いです




言った言葉が、子どもにとって分かりにくい言葉なのに、

「もう、うちの子全然言うこと聞かない!」

とイライラしているお母さんをよく見かけます。


そこで、言葉を変えるだけで、子どもに伝わって、意外にすんなり聞いてくれることもあるのになぁと思います




まだ小さいうちは、子どもに「どうすればよいのか教えてあげる」ことを意識しましょう


そして、少し大きくなって、4、5歳くらいになると、「自分でどうすれば良いのか考える」ことができるよう導くことも大事ですネ(^∇^)きらきら!!




以前書いた、こちらの記事も読んでいただくと、今日の内容がより理解しやすいかもしれません心

リンク貼っときますね~好

「○○しないの!」
子どもは、思った以上に分かってない!