こりゃ黙っちゃいられないわ!!!~発達障害のこと~ | ★子育てに自信のないお母さん応援日記★

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「発達障害」の書籍が急増中 その理由は?
 「彼はいつも落ち着きがないけど、ADHDなんじゃないの?」「あの人のこだわりの強さは、アスペルガー..........≪続きを読む≫
発達障害という言葉に、敏感に反応してしまいます苦笑
りさこです。


自己紹介でもちらっとだけ書きましたが・・・

大学時代、アルバイト先の保育園で、発達障害の子どもと出会ったんです好

それから、発達障害に関する本を20冊くらい?読み倒し・・・

卒論のテーマも発達障害でした。



なんせ、私の今の子育てや保育に関する考え方の根本は、この発達障害の子どもと出会ったことから始まっています


その子はね、男の子だったのですが、めっちゃくっちゃ可愛いんです
みんなめっちゃくっちゃ可愛いんですけど、その子も同じように可愛いんです


だけど、私には、まだ生まれて数年しか生きていないその男の子が、生きづらそうに見えたんですよね



何にもしていないお友達をいきなり叩いたり・・・
パニックで泣いて暴れまわったり・・・
ルールが守れなかったり・・・


そのたび、毎日毎日怒られ叱られ。。。。


この子、将来、自分のこと大嫌いになっちゃうんじゃないか・・・と本気で思いました。





はっきり言って、私がアルバイトしていた数年前。。

その保育園で、発達障害に関して一番知っているは、まだ学生で、保育士資格も持っていない私でした

私、誰にも負けないくらい勉強してました苦笑


それくらい、発達障害って、まだ世間の認識も甘かったです汗


その男の子も、十分理解されたかというと、やっぱり不十分だったと思います。






それから数年・・・。

今は、本当、発達障害の本とかもずらーーーと本屋さんに並んでいるし、認知度が高まりましたね心

それは、とっても喜ばしいことですきらきら!!

が。。。。



今度は、本の中で「片づけできないあなたは発達障害かも?」みたいに、障害を軽く扱う風潮が出てきたように感じて仕方ないです汗汗


もちろん、本当に発達障害をお持ちで、それが理由で片づけが苦手な方はいます。



だけど、安易に「あの人も障害かも」「だからできないんだ!」で済ますのは、どうなのよ??って思っちゃいます。



本当に必要なのは、障害かどうかを見極めることでも、できないことを障害のせいにすることでもないのです。


本当に必要なのは、理解しようとする心です。

障害でも、障害じゃなくても、結局子育ての根幹の部分は同じです好

本を読んで、「あの子は障害かもしれない!じゃあ、しょうがない。」ではなく、「あの子は障害かもしれない。じゃあこの部分はこう関わって、こういう気持ちを育てていこう」と考えることです。




ただ、あくまで、それは補助的なものでしかありません

私は、結局、障害があってもなくても、子どもとの関わりは同じだと思っています。



何より大切なのは、

その子が将来、自分を好きで大切にできる気持ちを育てること。


本当、これに尽きます。


障害があっても、自分のことを大切にできて、自分に誇りがもてたら、その人の人生って素晴らしい。


健常者でも、自分が大嫌いで、自分のことを傷つけてしまう人は、やっぱり悲しい。



私は、自分のことを大好きだと心の底からは言えません。

自分に自信がないから。



だから、こうやって、少しでも自分を好きになる子どもを増やしていきたいんです。

そうすることで、私自身も、胸を張って「自分が好き」って言えそうなんです。







文章が難しかったり分かりにくかったらすみません

なんだか、アツくなっちゃいました(笑)