前に書いた、叱るの?怒るの??の記事で、叱ると怒るの違いを書きました
怒るのではなく、叱りましょということだったのですが・・・
じゃあ、いったいどんなときに叱るのでしょう??
私は、何度も言ってますが、子ども大好きで、保育士は天職のような仕事なのですが
一番苦手なことは、実は「叱ること」なんです。
今まで7年近く、いろーーーんな保育士さんを見てきたのですが・・・
はっきり言って、「無駄に叱りすぎ」だと思ってます
私から見ると叱ることで、子どもをコントロールしているように見えるんですね(w_-;
本当に叱るべき事って、そんなに多いでしょうか??
どう思いますか??
私は、基本的には叱らなくても子どもに伝えられることは、たくさんあると思ってます
それを、大人が楽をするために叱っているんだと思います
嫌いな野菜を食べないとき、子どもが食べたくなるような工夫をするのは大変です。
野菜を分からないように小さく切って
味がしないよう上手く味付けして
楽しくなるような雰囲気を作って
食べたくなるような声掛けをして
食べたら褒めて褒めて・・・・
ま、それでも食べなかったりするんですが。笑。
だけど、怖い顔と声で「食べなさい!食べないなら遊べません」なーんて言って叱る(怒る)ことで、子どもが泣きながらでも食べたりするんですよね・・・・。
そりゃ、労力で言ったら、断然叱ってやらせるほうが楽ですよね
だけど、子どもは、叱られて泣きながら食べて、どう感じるでしょうか?
ご飯の時間が嫌いになったり・・
野菜がもっと嫌いになったり・・
わざとこぼして食べないようにしたり・・・
まぁ、マイナスばっかりだと思うんです。(泣きながらでも食べれば栄養は取れるので、そこはプラスですけどねw)
今大変だったとしても、叱らずに済む方法を考えた方が、子どもの将来にとってはきっとプラスになります(*^ー^)ノ
じゃあ、子どもがどんなことをしても、叱らないのか?といえば、それはNOです。
やっぱり、叱ることだって必要だと思っています
それは
「自分を傷つけたとき」と「他人を傷つけたとき」
です。
私は、ここだけは大人が子どもに叱ってでも伝えていかないといけない部分だと思っています
もちろん、年齢やその状況によっては、お友達を叩いたりしても、叱らないこともあると思います
そこは、臨機応変です
ただ、どんなときでも叱るのではなく、こうやって本当に大切な部分だけ叱ることで、子どもに「これは叱られるようなことなんだ」と伝わりやすくなると思うのです