「そんなに抱っこばかりしてたら、抱き癖がつくよ!」
って、今のおばあちゃん世代の人がよく言う・・・と思いません?( ̄ー ̄;
抱き癖っていうのは
子どもが抱っこしないと泣き止まない、抱っこばかり求める、大きくなっても「抱っこー」と言うなどなど、つまり・・・・・甘やかしすぎ!ってことなのです
けど、これは古い考えだとされています。
今言われているのは、「抱き癖は存在しない」ってことです
私も、その考え方に1票
うーん、てかね、そもそも。
高校生の男の子が「ママー抱っこー」って言うわけないでしょ?
つまり、どんな子でも、いつかは抱っこを卒業するのです
それが、早いか遅いかってだけの話で、それが遅いとなんで問題になるのか私には理解できません(-""-;)
抱っこって、とっても大切な、子どもと大人のコミュニケーションです
そもそも、私は抱っこをするのが大好きなのですが
子どもを抱っこできるなんて、とても幸せじゃないですか??!!
子どもは、愛情を受け取ることで、心を発達させていきます
その愛情を伝えるツールの一つが抱っこだと私は思っています
子どもが抱っこを求めたら、抱いてあげましょう
それが癖になって、歩くのを嫌がっていつも「抱っこ」「抱っこ」ってなったとしても、です
そんな時期は、すぐに卒業しちゃいます
子どもの甘えは、受け入れてもらうことで初めて「愛情」として子どもに伝わっていくのです
「抱っこ」にいつも答えていると、わがままに育つのでは?
って思われてる方もいるかなーと思いますが
抱っこというのは、さっきも言いましたが「愛情表現のひとつ」です
たくさん与えたからといって、わがままに育つなんてことは有り得ません
私からすると、「甘えたいー」って欲求を受け入れてもらえないことの方が、将来の心の育ちとして心配になっちゃいます・°・(ノД`)・°・
生まれたての赤ちゃんの頃を思い出してもらいたいのですが
赤ちゃんの最初の感情は「快・不快」だけなんです
それを、お母さんやお父さんが「おっぱい欲しいの?」「あ、オムツぬれてるね」って気付いてあげることから、子育てのスタートですよね
そうやって、自分の欲求を受け入れてもらったり、もらえなかったりすることで、赤ちゃんは「信頼」と「不信」を知っていくのです
それが、赤ちゃんの心の発達の始まりです
そして、この「信頼」というのがすべての土台となって、その後の心の発達を、「信頼」の上に積み上げていくのです
赤ちゃんにとって「信頼」・・・・・・・つまり「受け入れてもらうこと」がどれだけ大切か、分かりましたか??
極端に言うと、これがないと、心は発達できないのです
赤ちゃんを卒業して「幼児さん」になっても、やっぱり「受け入れてもらうこと」ってとてもとても大事なんです
だから。。。
たくさん、子どもの「甘えたい」気持ちを受け入れてあげて、たーーくさん抱っこしてあげましょう
今だけですよ、抱っこさせてもらえるのは