塚本りさです。
4月に、KADOKAWAさん企画藤本さきこさんトスカーナリトリートツアーに参加してきました。
帰国して一ヶ月経過しますが、このツアーは感じたことがたくさんたくさんあります。
今回の旅のことをブログに書いたり、Instagramに写真を置いていると、
アレもこれもと色んなことが芋づる式に出てくる。
必ずしも外へ向けての表現が全てでは無いけれど、今の自分にとっては、ブログで表現することがとっても楽しい
ウキウキ!ワクワク♡と言うよりかは、
『これは、どうかな?』
『こんな感じかな?』
『この言葉だったら、伝わるのかな?』
と、試行錯誤することが楽しい感じ
前は何かイベントを主催したり参加した場合、
『早く!!急いで!!報告やレポ書かないと!!』と、自分を急かしていた。
早くしなければいけない設定。
もちろん!
開催直後等に書くことが良くないということでも無い。
開催直後は直後で文章からフレッシュさや高揚したエネルギーも感じやすい。
早いのだけが良しとするのが、非常に勿体ないということ。
フィレンツェに本店がある、サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局♡
お会計が日本人の方でびっくり!
3名の日本人の方が勤務されていらっしゃるようです。
さて、今回のテーマはタイトルにもあります通り
『私のままで繁栄する』
▶まさのこのタイトル通りの旅となった!さきこさんが、そのように設定されたんだろう。
『私のままで繁栄する』
この言葉は私を含めて、他の参加者様も惹かれていた方がいらっしゃった。
『私のままで繁栄する』とイタリア・トスカーナの旅がいったいどう繋がるのか?
リトリートツアーに参加する前は、よく分からなかった。
『へーそうなんだ!どんなんだろう?』という感じ。
私はこのツアーに全然すごくない何でもない私で参加することを、オッケーとした。
(私のままで繁栄するという言葉がある無しに関わらず)
私はこのようなツアーは、自分で何千万も稼いでいたり、多くの人に知られていたり、参加費や航空費を、超サクッと何も感じないほど気軽に払える人たちが参加するという思い込みがあった。
リトリートツアー前にさきこさん含めて、海外ツアーに参加された方のブログやSNS等をちょこちょこ拝見し、様々な事情や背景をお持ちの方が参加されていることを、事実としては知ったのだが、
今の自分のままで参加した良いのかな?という思いもあった。
(今ふりかえると、それを楽しんでいたとも言う。笑)
自分で何千万と稼いでいるわけじゃない
誰もが凄いと思うような実績もない
日々1歳と2歳の子どもたちの対応で精一杯である自分
そんな自分のままで参加することを、誰よりも自分がまるっと認めていたなかった。
でも『今の自分のままで参加した良いのかな?』という悩む遊びも楽しくはない。
応募した後に、ようやく旅行の詳細の説明文をしっかり読んだ。
(あまり取説とかが読めないなのです)
そしてこの一文が目に止まった。
●お子様のご参加:12歳未満のお子様のご参加は承れません。
(~私のままで繁栄する。五感を味わう、素材を開花する~藤本さきこさんと過ごすイタリア・トスカーナの旅 募集要項より引用)
『あ。このツアー12歳以上なら参加できるんだ!参加資格は12歳以上であること!ヨユーでクリアしてるじゃん!!』
(ツアー参加当時39歳)
『参加資格を満たしているのに、このままの自分で参加して良いのかなとか、考えるのバカだわ!もう、辞め辞め~』と、悩む遊びを辞めた。
そして、どんなこと感じても良いとした。
そのままの私で参加することを、オッケーとした。
だから参加された方とも、お互いの事情や背景は横に置いておいて、今の瞬間をともに重ねることができた。
そしてトスカーナ料理や、メイン滞在先であるカステリョン・デル・ボスコが
まさに素材のままで繁栄するを体現していた。
これは写真や動画を見ただけでは、絶対に身体の隅々まで体感できなかった。
体を運ぶことができて本当によかった。
素材の素晴らしさが活かされている、空間、そしてお料理たち。
素材のままだからこそ、素材が活かされているからこそ、
心地よく安心していられるし、お料理もとっても美味しい♡
ツアーの最中に泣いてしまったことがありました。
ワイナリーツアーの見学中なんだけれども、超偶然にとーっても可愛いベビーカーに乗っている赤ちゃん達を近くで見て
赤ちゃんて可愛いから自然と近づきたくなるんだけれど、近くでベビーカーに乗っている赤ちゃんたちを見たら、
1歳になったばかりの次男坊に見えてきて、気付いたらめちゃ涙が溢れていました。
舌を出すのがお得意な次男坊。
ものすごい不意打ちをくらった感じで、自分でもビックリした。笑
『こんなに泣くのかって?』
『あ~子どもたちに会いたくなったんだな』と頭は後から気付いた。
先に体が反応した。
長男とは次男の出産関係で数日離れたことはあったけれど、これだけ次男と会えないことは、今回が初めてだった。
有り難いことに少し暗い場所だったので、無理に止めようとはせず、涙はそのままにした。
私が泣いてる姿を見て、涙を流されている方もいて、それにもまた自然と涙が出る。
涙を止めることをしなかったので、長い間、泣き続けるということは無かった。
少し落ち着いて、緩んだことが感覚的にわかった。
『ああ。私はそれなりに、気が張っていたんだなって』
気付いた。
もちろん、気が張ったり緊張することがダメな訳ではない。
緊張やドキドキも感じていたけれど、何とかしようともしなかった。
これまでも間違いなく楽しかったし、たくさんのことを感じていた。
そして、ここからリトリートツアーの楽しみ方が変わった。
『もっとそのままで良いんだよ』
そんなことを言われた感じがした。
私は強い思いや感情を感じ取って、どうしようもなく涙が出てしまう時が、これまでもたくさんあった。
たくさん感じてすぐに泣いてしまう。
大勢の人がいる時とか、泣いちゃいけないと思われる場面で泣いてしまうことがよくあった。
会社の面接の時とか。笑
自分のこの性質が、本当に嫌だったことを思い出した。
完全に封印していたはずのものだったのに、まさかのタイミングで不意に出てきた。
『ああ、もう仕方ない。私の身体に備わっている性質なんだ。性格や気の持ちようで、どうにかなるものでもないんだ。あああ、もう仕方ない。どうにかしなくて良かったんだ』
泣いてもいいんだ。
そのままでいいんだ。
どんな楽しみ方でもいいんだ。
それで良かったんだ。
涙の後のワインティスティング。
美味しかったこと!泣いたからさらにリラックスして楽しめました
泣いたからよりスッキリ安心してテイスティングを楽しむ。
泣き顔の写真を掲載するのもオッケー♡
そして旅の後半に、トスカーナリトリートツアーで感じたことを、ブログでまっすぐに表現したいなと思うようになった。
写真だけでなく、文章で。自分の自由に好きなように!
それが私も楽しいことの一つだし、だからこそ、いまの私のお役目のひとつなんだろうとも思う。
あーだこーだしながら、今の自分のままで表現するのことが楽しいってわかって、とても嬉しい。
これも『繁栄する』ことの一つなのかなって。
自分がそうしちゃいたいなら、しちゃっていいんだな。
誰の承認も許可も要らない。
旅行は『私のまま』になりやすい機会なんだろう。
日常の活動や事情とは物理的に切り離されて、ただただシンプルに私である。
今回はリトリートツアーだから、なおさら。
旅の過ごし方や楽しみ方はみんなそれぞれ違う。
例えばツアーの最終日でも、みなさんの動きは違った。
私は暑さで疲れを感じていたため、フィレンツェの空港に、かなり余裕を持って到着するように一人トラムで向かった
時間めいいっぱいまで、フィレンツェの散策を楽しむ方
旅の合間にお仕事をされる方
他の国の滞在を楽しむ方
ツアーを早めに切り上げ、仕事のために体調を整える方
みんな様々。
ツアー最終日はほぼ自由時間なので、どうしようと本当に自由だったのですが、見事なまでに違う。
『あなたは、そうやって過ごすんだね!、私はこう過ごそうと思っているよ』
実際にこのような言葉を交わすことなくとも、見えない部分ではお互いに認識し合っている感じ。
もちろんタイミングか重なる時は、同じ時を過ごす。
今回の旅はこのタイミングも、予め決めておくのではなく、私の場合は流れのままがほとんどだった。
まさに朝食はそうだった!
このメンバーで朝食を頂く機会が多かった♡ありがとうございます。
そして特に帰国してから感じるのですが、もう何年も同じチームメンバーでこのような企画を海外で継続できているって、本当にすごいことだよな~!!ってひしひし感じる。
開催してくださっているから、今回わたしも参加できた。
有り難いかぎり。
参加者の立場からは見えない所で、海外の開催だしぞれなりに労力がかかる所もあると思いますが、それを感じさせない主催者の皆様。
主催の皆様がお互いの素材を認め合っているからこそ、何度も海外のツアーが開催できているんだろうとも感じた。
自然とチームになっていくこと。
プロであること。
背中や佇まいから学ばせてもらいました。
表現するって、楽しい!!!
5月に募集スタート♡