保育所の参観で成長を実感! | 自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

自閉症スペクトラムの息子について〜育児日記〜

10歳の息子(先天性疾患+自閉症スペクトラム)と7歳の娘(発達障害グレーゾーン)との、日常のアレコレを記録しています。
グチ書いたり毒吐いたりもしていますが、あたたかーく見守っていただけると嬉しいです。

先日、息子の保育所最後の参観日がありました。
事前の案内プリントには
「こども達からの案で、巨大すごろくを作って、人間がコマとなって遊ぶ、というのがあり、参観当日はその制作風景を見ていただきます」
と書いてありました。
年長さんともなると、結構難しいことをするんだなぁ〜、と思いつつ、参観日に臨んだ私。
教室に入ってみると、4〜5人ずつの班に別れて、それぞれの班で話し合いしながら、すごろくのマスを制作していました。

話し合いとか、お友達との関わりとか、息子の特性を考えると、ハードルが高そうなので、離れて見守りながらも密かにハラハラしっぱなしの私タラー

やはり、椅子に姿勢よく座るのは苦手のようで、身体が斜めになったり、椅子からずり落ちそうになったりしている息子もやもや
オイオイ…チーンと思いつつも、口を出すのだけはぐっと堪えて我慢しました(苦笑)。
でも、息子の班を見ていると、意見を言う子と言わない子がいるわけではなくて、どの子も自分の意見をハッキリ言えていて、どんどんと制作のアイディアが生まれていくんですびっくりキラキラ
そして、息子もちゃんとその会話に参加できているだけでなく、息子の意見が「それ、良いね!」と皆から認められていたり、息子も他のお友達の意見を「それ良いね!」「面白いね!」と認めることができていたんです!!ハッ
「それはちょっと変じゃない?」とか、お互いの意見を否定する場面もありましたがグラサン、ケンカになることもなく、概ね仲良く意見交換をしながら、制作することができていましたニコニコラブラブ
コミュニケーションスキルが低いと思っていた息子が、ここまでお友達と会話できていることに、何だかすごーく感動してしまった、母でしたえーんキラキラ

そして、書くのが得意な息子が率先して、文字を書き、絵が得意なお友達がイラストを書いて、他の班よりも1番早くにすごろくのマスが完成!
先生が、「みんなも、こんな風に作ってねー」
と、見本としてクラスにお披露目してくれていましたルンルン

結局、参観日当日は、マスを作るだけで終わってしまい、巨大すごろくで遊ぶ姿まで見ることはできませんでしたが、子どもたちの成長を肌で感じることができて、有意義な参観日でした。

後日、連絡帳に私が
「息子がお友達と意見を出しあいながら制作できていて、びっくりしました」
と書いたところ、先生から、驚きのお返事が…びっくり
「実は、巨大すごろくを作るという案を出してくれたのは、息子さんです。その案に、クラスの子たちが“それ面白そう!”と賛成してくれたので、今回の参観で実現することができました。」

え、えーーーーっポーン!?

私が認識している普段の息子からは、ちょっと想像できない姿なんですけどびっくりアセアセ

長年同じ保育所で、担任の先生もずっと持ち上がりだったことも良かったのかも知れません。
それでも、これまでの息子からは考えられないほどの成長を見ることができましたグッ

息子の風変わりなところをある程度理解した上で、うまく接してくれている先生やお友達に、心から感謝の念を抱いた出来事おねがい
嬉しかったです。