『スーサイドホテル』 | 夏陽りんこオフィシャルブログ「NATSU BIBIBI」Powered by Ameba

どもども、夏陽りんこです。


初主演舞台『スーサイドホテル』が無事終演したのでブログでも。
長くなるとおもう、ご容赦。


(真面目な集合もあった)


いやー、楽しかったです。
とにかく。ずっと。
リコロの公演の時てだいたいこうやけど。
プロジェクトリコロのサポートメンバーになってからの本公演、初だったから、なんか気持ちもちょい違ったかも。


LINE見返したら去年の10月に主演オファーされてました。早いい。
でも台本が完全に完成したの小屋入りの2日前。
おいいいい。こうのおおおおお。
まぁでも死因とか入れたらどうだろか?と提案したの4日前?ぐらいで、考えて入れてみました!が2日前とかだった気がする。
なので、あの説明、初日噛みすぎたの許して(許さん)


(わたしだけマスク外したのなんなん。この後慌ててつけたわ。)


稽古はまぁずっと楽しくて、本番中もずーっと楽しくて、楽しさはTwitterやyoutube動画で十分すぎるほど伝わってると思うので、ちょいとヨミさんについてなど。


なかなか難しかったです。本当に。
真面目な役なんだけど振り回されるし、実は知らないことが多いし、途中から最後あたりまで感情表現のセリフがほぼほぼないので(ツッコミばっかり)最後の『生きてみたい!』という感情にもっていくまでの過程をどうみせたらええんじゃとなかなか困難を極めました(わざわざ難しく言うな)


なので、人の話を聞いてる時のリアクションを、現世を生きたことがある人と変えねばならん…
と、いろいろやってるのでDVDをみてくれ…っていうとブログ意味なんやねーーーん!ってなるのでちょっとは言ってあげましょうかね(なにさま)


まず人として生きたことがないので、真面目ではありますが、少し声音はかたくしました(前回のサイキックエージェンシーの灰原も真面目役ですが感情の振り幅はやっぱり灰原の方が全然ある。TRUMPのクラウスなんてありすぎて大爆発だったしな)
アリサの発言の時は対象者ではなく、アリサをみてることがおおかったり、理解できない言葉があったりして、その反応だったりを変えてました。
ヨミの大変化があるのは、ナポリタン事件2021ミントの乱なんですが、その前の、ツルさんの言葉/アリサのナオトへの言葉なんやかんやでいろいろ変化していくので、そこらへんをまた振り返ってもらえるとありがたいなぁ。
全然わからんかったよ!DVDみても配信みてもわからんわい!!って思った方がいたら、それは一重に我が芝居下手なだけなんで、精進いたす…まじで…すまん…って気持ち…


(あやねん黒目ちっさ!!)



あとまぁ初主演ってのがね、緊張しましたね。
冒頭で初日噛んだことに触れましたけど、心臓の音で自分のセリフまじで何言ってるか聞こえんかった。
本当に口から心臓飛び出さんでよかった。大惨事。
でもつらつらつらと自分の思いとは全然違う感じで勝手に口からセリフが出ていく出ていく。
頭ではセリフではなくて『落ち着けー!』しかないのに、舌がどんどこ回るって体験を初めてしました。本当にこわかったwwwwww
あの冒頭以降は一切噛んでないけど、本当に今回の祟り神はあれでしたね。
おっことぬしさまー!って叫ばなくてよかったよ(は?)




(千秋楽バチ回しほんとにおもろかった。ただあの時全員が助けようとコエミツさんのセリフ言おうとしててチームの絆感じた←そんなんで感じんな)



とにかく、みんなに支えられまくっての主演でした。
本当にみんなに感謝です。
キャストもスタッフさんも含め本当に全員すばらしかったです。ありがとう。


初日終わって、ゆいちゃんに、『なんでりんこさんってプロジェクトリコロ入ったの?』って聞かれて、『初めて友達ができたから』って言ったら『じゃあプロジェクトリコロはりんこさんにとってのヨミってこと?』って謎会話したんですけど、今思い返してもまじ謎だな()

人生での初めての友達ではないけど、芝居やっててこの団体のためなら、この人らのためなら、他の舞台に出れなくてもいい雑務をどんだけやってもいいって思ったのと、純粋にリコロにいるとずっと笑ってられるんだなぁって思えたのが初めてだったから、って書いてて思ったけど、確かにヨミみたいだな笑


(ナオトの携帯で撮ったら、いや、フィルター仕事しすぎ!!!wwwww)




確かに脚本はめちゃくちゃ遅いけど(ここは本当に反省してほしい)、こうのの世界って、本当に唯一無二だって断言できるんですよね。
こうのの世界をみてくれ!!ってなるし、ほら!すごいやろ!!って誇れるんですよ。
なんの損得勘定もなしについていきたいと思ってます、いまも。
いや嘘。youtubeは100万人いって収益は得たい(強欲)



(リコロメンツが本当に本当にだいすきよっ!!まぶ!!これからもよろしくな!!!いぇーい!)


ってなんのはなしー!!!
スーサイドホテルの話どっかいったー!!!


キャストの話もひとりひとりしたいんだけど、これはわたしがわざわざ話さなくても、舞台を観た人には伝わってるんじゃないかな。
良いやつしかおらん!!!この一言につきる!
め、めんどくさいわけじゃないよ!
めんどくさいわけじゃないってば!()



(TRUMPの頃からカオリとまったく絡めなくてやっと今回ちょっと言葉かわした。あほなことで笑える女でだいすきよ)



(私の憧れの顔と体型の持ち主あやかし。ほんまにすごいビジュアルよ。努力の人。わたしギャル気取ってんちゃうぞ。裏ピースやめろ)



(栞菜ちゃん本当に毎回芝居すごいな…って尊敬してる。楽屋と稽古場では頭おかしいこと多いけど。芝居本当にすごい。楽屋と稽古場では頭おかしいけど)




ここぞとばかりにツーショ撮った人との写メ連続してごめんて!!!
めんどくさいわけじゃないってば!!



スーサイドに戻すと、今回は裏に重いテーマが潜んでる感じがありましたね。
明日死んでもいいように今日をどう生きるかってよく言うけど、正直そんなん考えて生きてられんのよ、実際。
ありえないでしょって結局は思っちゃうし、ボーッとしちゃうし明日でいっかって思うし。
でも、突然、死というものが迫ってきたり、訪れた時に、結構捨てたもんじゃなかったかもな、と漠然と思えるようには生きていきたい。
どうやっても人間ほんとにそうなってみないとできないし実感なんて湧かないもんだから、人生は限りがあるものなんだ、ってざっくりとでも思って生きてるだけで、今以上にいろんなことが大切にできるのかもしれません。
スーサイドホテルに訪れたキャラクター達を通して、いろんなことを各々思ってくださっていたら幸いです。

ほーんと、あんなホテルがあったらいいのにな!


ヨミもアリサも、生まれ変わったら関係性は変わるかもしれない、見た目も、スーサイドホテルでの記憶もきっとない、でも、今度こそ、めいいっぱい生きる世界を堪能して欲しいなと思います。
そしてまた出会えてますように。



(汐音にも今回お世話になりまくりました。アリサは汐音以外では本当に無理だったとおもう。ありがとう。)





生きるってことは大変だけど、やっぱり尊いことなんだな。



スーサイドホテルにご来場頂いたお客様。
そして、キャスト・スタッフ一同、関わる全ての方に多大なる感謝を。

大好きなプロジェクトリコロで初主演ができて最高の日々でした!!
本当にありがとうございました!!!!








『―私も、限りある命を生きてみたいです。貴方と!』


ヨミ役 夏陽りんこ



またどこかで会えますように。