金沢市『成巽閣』の謁見の間・群青の間・書見の間が観たかった女 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。

金沢旅行3日目(2024年7月)の続き〜。

いろいろ寄りましたが…

やっと目的地である『成巽閣(せいそんかく)』に着きました。



このなまこ壁の並べ方好きですね。

基礎?部分の石は、戸室石でしょうか。



ちょっと知ったげに書いてしまいました。

旅行…旅ってそうなんですよね。今まで知らなかったことを知ると、記録、そして発信したくなる癖。

とある番組で、故人の所有物を処分整理するのを業者に頼んでいる様子を観たことがあるのですが、依頼人の叔父になる方が独身で、(依頼人は姪にあたるわけですが)その叔父が海外旅行が好きで、それに関するものを処分するシーンがありました。

行程表やらパンフレット等、故人にとっては大切な思い出に違いないのですが、亡くなった後の事は考えないものです。せっかくの思い出を生きている間は傍に置いて置きたいものです…が、やはりそのような番組を観てしまうと我が身を考えるわけです。私は独身ではありませんが、子どもたちに処分させることを想像すると、心苦しくなるのでなるべく溜め込まないようにと心掛けることによって、子どもたちへの負担が減るのではないかと。娘Aは私がブログを書いていることを知っているので、私が亡くなった何年後かにふとそれを観て、笑ってくれれば幸いかな。

長くなりましたが、いつ大災害に遭って手元に何も残らなくても、こちらの世界で画像や想いが残るのって有難いことです。…似たような考えをお持ちの方も少なく無いとは思いますがにっこり



さて、話は戻りまして。この成巽閣は、文久3(1863)年に加賀藩13代藩主 前田斉泰の母 真龍院(12代藩主 斉広の夫人 夙姫)の隠居所として建てたものです。



参った時は、てっきり斉泰の母で、斉広の正室とばかり思って見学したのですが、記事を書く段になって実は継室であることが分かりました。継室なので、実際正室になりますが。

また斉泰の母は正室の琴姫ではなく、八尾(八百)と呼ばれる側室の女性でしたが、父の妻であるから夙姫も母にあたるのですかね。

ちなみに八尾さんは9人授かり、他3名の側室の方が同じ時期にお1人ずつ授かっています。

夙姫は初めての公家からの正室(継室)ということで、扱いが上であったのでしょう。



でた!シンメトリー大好き構図飛び出すハート


アンティークなライトがそそります。



観覧料は一般700円也。


さて、タイトルの『謁見の間』・『群青の間』・『書見の間』ですが、撮影禁止です!



イテテ



(予め知っていましたがどうしてもこの目で観たかったので!てか検索したら目に出来ます)



まぁ、お庭は撮影OKでしたので何枚か撮影をさせていただきました。



夏のお庭瑞々しいですね。



不揃いな敷石がユニーク。



御座が敷いておりましたので、座って眺めることも出来ます。



…アナタ流れを撮るのが好きよね〜凝視



アイタタタ


(蝉の音も風流でしょ!…現在真冬ですが真顔)