尾道の神社仏閣☆八坂神社 狛犬・かんざし灯籠編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。

狛犬ウォーク 番外編(尾道)の続き〜。




こちらには、尾道石工さんによって彫られた、尾道型としては日本最古(と書くとかなり貴重な気がします)の狛犬さんがいらっしゃるそうです。



いらっしゃいました⋯てか



デカい!



こんな大きな玉乗り型狛犬さんは、見たことない!

文政4(1821)年に奉納されたそうですが、この狛犬さん以降で凌ぐ大きさのものは無いそうです。



⋯残っていないだけで、(1821年)以前は存在したのか?

それとも、唯一無二なのか?

素晴らしい彫りですが、とにかくその大きさに目が行きます。



でも、パラダイス☆チェックは忘れずに。



ほ〜。


歯の本数が多い気がしますが、空想上の存在だからいいのです。



こちらは桃源郷☆チェックだったかしら?



絶対そんな名前じゃなかったと思う⋯



イテテ



やたら脚の長い灯籠にも出会いました。近くの説明板から『かんざし灯籠』と言う事が分かりました。




かんざし灯籠由来の大銀杏


   昔「かんざし欲しい」という幽霊が此の大銀杏の下に現れた。

  幽霊の正体は「おきぬ」という貧乏長屋の娘で、尾道の大店浜屋の一人息子 清吉に見初められた美人だった。しかし大旦那は別の大店の娘と結婚させたかったので、結婚するには家訓に沿わないといけないと条件を出した。若旦那はおきぬの身なりを整えるため着物を買い与え、大旦那に引き合わせた。おきぬを見た大旦那はかんざしがないのに気付き、かんざしのない娘は嫁にはできない家訓だと言い、破談にした。おきぬは悲しみ銀杏前の井戸に身を投げ、それを知った清吉も後を追った。この話を知った街の人が二人を弔うため、かんざしの灯籠を作ったところ、幽霊は現れなくなった。「日本昔話」より


⋯本当にあったことなら、とんでもない事です。
街の人が灯籠を奉納したのなら、大店浜屋に対して不買運動したかもですね。大旦那だけではなく、家族やそこで働いていた人たちにも影響があったのでは?
とか考えてしまう私!悲恋に対しての慰みは無いんかい!

アイタタタ


(自殺は一番の親不孝と言いますが⋯)