山口の神社仏閣★東光寺 開梆(カイパン) 贔屓コレクション編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。



今年中に義母と“こちら側”で、同居になりそうなRieruです★

義母は柴犬ちゃんを飼っているので、一緒に来てもらうことに。
でも立派な仏壇はちょっと持って来られると困るかも…こんな事を書くと問題があるかもしれませんが、頭領は次男なんですよね。
出来れば長男さん…は現在離婚して独り身なので、難しいかもしれません。では、市外在住の息子さん(甥に当たる)…は?結婚していて小さいお子さんが2人。新築住まいだから更に難しいかな。
“とりあえず”という形で家に置くと、娘の代でややこしいことになり、最終的にそっちでどうにかして〜?なんてことになりはしないか?と、どうでもいいことで悩んでいる女は先月、萩市にある東光寺へ参りました。
こちらでは、名物?の『開梆(かいぱん)』を見る事ができます。


大きな魚!

黄檗宗の寺院にあり、隠元禅師が渡来した際に日本に伝えたそうです。
儀式(法要)や食事の時間を、棒(?)で腹を叩いて知らせていたのだとか。
魚は目を閉じないので、『不眠不休』の象徴とも言われています。

口の中には、玉!なんだか玉を咥えている狛犬さんを思い出しますね♪


開梆の腹を叩いたら出た!的な玉らしく、一般的には『煩悩珠』と呼ばれているようです。


へぇ〜、じゃあ、腹の中に煩悩が詰まっているんですかね?

どれ?下から腹を見上げてみると…

中は空洞なんですね。


煩悩は出きった、ということなのでしょうか?
私の煩悩(悪いものだけ)も、消えてほしいものです。

さて、開梆という魚を模した木魚の原型を拝見した後は、いよいよ歴代藩主(奇数)の墓所へ参りましょうか。


待って!生き物(開梆のこと)繋がりで私、あるものが気になってしまったんですよ。
藩主のお墓の前にいる、贔屓(ひいき)さん。


神社等で見掛ける、あの力持ちの彼です。

この日の前日に参った、浜崎の住吉神社にもいました。




「うぐぅ…」と、耐えている声が聞こえてきそうです。

住吉神社の後に訪ねた『多越神社』でも、拝見することが出来ました。




瞳を閉じているのは、重さに耐えているから?

毛利家墓所にある神道碑の下にいる贔屓さんをウォッチしてみると、それぞれにオリジナリティが溢れていて、思わずカメラのボタンを夢中で押していました。


あら?建てられて随分建っているのですかね?


ちょっと羊に似ています。

わわっ!こちらは更に年季が入ってる?


苔による石の変色も芸術的レベルですが、贔屓さん自身に生えてる苔がすごいです!

彫りが随分消えてしまっていますね。


風雨と苔による侵食で、本来のお顔が分かりません。

おっ、こちらの贔屓さんは、まだしっかりしています。


口が空いているように見えますが?食いしばっていないですね。でも、目元に力が入っているように見えます。

こちらはなんか…悪魔的な?


鼻先が欠けています。近くで作業をしていた際に、石の角でも当たって欠けてしまったのですかね?
「ガルルルル…」と、今にも聞こえてきそうです。

最後に、目が二重瞼の贔屓さんを。


ちょっと!アイプチ要らないじゃないよ!それに、全然重そうな表情じゃないし。造られた当時は、涼し気な表情の贔屓さんはが流行ったんですかね?

…てか、贔屓さんが無駄に可愛い件。


アイタタタ


(江戸時代も二重が人気だったなんて…てか二重の贔屓さん、初めて見たかも)