木綿街道は白壁(なまこ壁も)の建物が並び、先に進んで行くと縁切り神社で有名な宇美神社、さらにその先には出雲大社があり、昔はたいそう賑わった界隈だったのだとか。
ブロック状のは、もちろん割って食べます。
そんな木綿街道の中で気になるお店がありました。
來間屋生姜糖
生姜糖・・・あまり馴染みがありませんが、名前だけで既に美味しそうですよね♪
創業は1715年(この頃の将軍は8代徳川吉宗)で、建物は明治9(1876)年の片原大火により焼失したそうですが、再生して築140年を誇る妻入商家です。
こちらで生姜糖を販売されているのですね。
そして今でも炭火を使い、煮詰め、手作業にて製造しているのだとか。
お邪魔しま〜す。
あら、素敵な火鉢。
このような火鉢など、古いものが集められた一角がありました。
わぁお♪ゆっくり見学したいですね。
ん?
鶴や亀のお飾りが気になります。
大きなお飾りの横にも。
鶴っ、亀っ!
一体いくつ飾られているのでしょうか?
いやお飾りを見に来たわけではなくて・・・生姜糖を忘れずに!
イテテ
(店内の飾り等がツボ過ぎる!)
なんてったって生姜糖は山陰名産!・・・とは知りませんでした。
“日本生姜糖元祖”・・・へぇ〜。
あらかじめ予約をすれば、生姜糖考案の秘話や製法、そして映像にて説明、本店でしか味わえない出来立ての生姜湯を試食出来たりします。(15分400円)
要予約や否な日もあるようなので(日曜日は✕)、ご興味がある方は問い合わせてみられて予約されるのも良いですね。
いろんな商品があり迷いますが、“ 出西生姜せんべい”も気になります。
見ただけで唾液が・・・
とりあえず、有名な生姜糖はおさえておきましょう!
パンフレットに載っていた画像には、生姜糖の液体を型に流し込んでいるものがありました。
昔から変わらない型や製法なんでしたよね。私から見れば、それはとても魅力的なことです。
そんな魅力的な生姜糖と抹茶糖、恋の甘方薬に新生姜(に糖をまぶしたようなもの)を購入しました。
生姜糖は試食を頂いたのですが、疲れた身にはとても美味しく感じました。
また、パッケージが昔のまんま(?)で、ツボ☆
弊舗家伝ノ生姜糖ハ三百年余年以前二創業セシヨリ来四方ノ好評ヲ博シ故二旧時二於テハ当藩主ノ御用ヲ蒙ルニ至リ続イテ明治四十年五月
皇太子殿下 山陰道行啓ノ節畏クモ御買上ノ光栄ヲ賜ハリ明治四十三年六月名古屋二於ケル第十回関西府県聯合共進会其田連続最高賞ノ名誉ヲ得昭和御大礼二平田町長ヨリ献上謹製拝名ノ光栄ヲ得候依テ益々原料ヲ精撰シ製法二注意シ以テ鴻恩二報イ奉ラントス乞フ御購求ノ上御好評アランコヲ
來間屋主人敬白
名物來間屋の生姜糖を讃えて
酉年の秋 柴田午朗
生姜糖の自慢は 出雲訛りなり
・・・と、書いてありました。
そうですか、300年以上も前から食べられていたんですね。
現代ではハート型の生姜湯もあるようで、個包装になっているので食べやすい♡
ブロック状のは、もちろん割って食べます。
てか、抹茶味の方は、生姜汁は一雫も入っていませんので、あしからず。
そして新生姜は私の口には辛すぎて・・・豚肉と玉ねぎを炒めたものに醤油を加え、全て一緒に炒めていただきました。
イテテ
(たいへん美味しゅうございましたm(_ _)m)
爽やかな風味のジンジャーエール『今夜は月とジンジャーエール』も購入して後日いただき、身体がポカポカ☆
あ〜、出来るなら10本ぐらい購入したかったです。
しかし、生姜糖(割ったもの)5個を炭酸水200mlに溶かしてやると、最高のジンジャーエールになりました♪
・・・溶けるまで40〜50分ぐらいかかりましたが。
アイタタタ
(炭酸強のを使いましょう)