大河ドラマ『いだてん 〜東京オリムピック噺〜』第30話(黄金狂時代・・・後半)を観たっちゃ! | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




昨日娘Aが山口きらら博記念公園で開催されていた『WBF(ワイルド・バンチ・フェス)』から帰って来ていろいろ話してくれた中で、「母さんの好きな宮本浩次が初日に出とったよ」と言われたので、慌ててサイトを確認したRieruです★

ゆずのことは彼女から聞いていましたが、宮本浩次に、奥田民生にマキシムザホルモン!2日目はザ・クロマニヨンズにゴールデンボンバー!
・・・あれ?“最近”の人、知らないの?


イテテ


(厳密に言うと知ってるけど曲少ないし・・・)


来年は宮本浩次もまた来るんじゃない?一緒に行こうよ♪と誘われましたが、彼女ダイブしてた人にぶつかったりして薄い擦り傷が・・・そんな恐ろしい所に行く勇気は無い女は、のんびり大河ドラマ『いだてん』第30話 黄金狂時代の後半を観ました。

“二ツ目”(前座見習い前座二ツ目真打ち)になり、晴れて『古今亭五りん』になった、五りん君。
オリンピックと落語のコラボは、落語に馴染みの無い私には新鮮で、つい引き込まれてしまいます。


今回の落語は『疝気の虫(せんきのむし)』。

・・・の噺の前に孝蔵さんとおりんさんは、例の中古ラジオを質屋に持って行って売ることに。
しかしラジオの中に機械は無く、ただの飾りだということが分かります。
ショック!詐欺だった!悔しさを抑えつつ、ふと孝蔵さんは店の中にあった羽織を見つけます。


自分が質屋に売った羽織・・・じつは万ちゃん(万朝)が他の人に買われないようにと、毎月質屋にお金を置いているのだとか。
万ちゃんはいつの日か、孝蔵さんが高座に戻ってくることを信じていたのでした。

こりゃあ、そのままにしておけない!
早速おりんさんと2人で万ちゃんに会いに行くことに。そこで万ちゃんの『疝気の虫』を聴くわけです。


クマムシくん ? UMAくん ? バイキンくん

お医者が変な虫を見つけ、それをつぶそうとすると、なんと虫がしゃべります。
虫の名前は『疝気の虫』といい、人の腹の中で暴れ、筋を引っ張って苦しめるのが仕事らしい。
しかしお医者は“疝気”を治すのが仕事です。
狐狸妖怪の類いが騙そうとしてる?と思いつつ会話を続けていると、虫は蕎麦が好物だということが分かります。悪いことに蕎麦を口にすると力が出て暴れたくなるのだとか。
お医者は虫の苦手なものを脅して聞き出し、唐辛子に弱く、体にかかると腐って死んでしまうといいます。
だから蕎麦の薬味に唐辛子を入れるのか!と合点がいったところで、さらにこんな習性まで聞いてしまいます。

唐辛子が来たら別荘に逃げる

のだとか。
別荘・・・男性のタマ(精巣)のことだそうです。
そこでお医者が虫に説教していると・・・というところで目が覚めました。
居眠り中に見た夢だったようです。
そこにちょうど『疝気の虫』で腹痛を起こしている男性患者がいる、と往診の依頼があり、張り切って出掛けて行きました。
到着するとお医者は奥さんに蕎麦を用意させ、旦那さんにそのにおいをかがせながら食べてもらうことに。
疝気の虫は、蕎麦のにおいはするが蕎麦が一向に降りてこーん!ちょっと上に上がってみようか?あ!別の人間が食べてるじゃん!えーい、そっちの人間の腹に移っちゃえ!
という流れで、奥さんの口→腹へ。
あー、今度は奥さんが腹痛で苦しみます。

アイタタタ

よし、奥さん。今度は唐辛子を溶かした(混ぜた)水を飲んでください!と、お医者さん。
渋々飲んだ奥さんでしたが、効果てきめん!疝気の虫は唐辛子を嫌って、一気に下(別荘)の方へ。

△ おりんさんが万ちゃんの落語で笑ってる様子を眺める孝蔵さん・・・てか、くりーむしちゅーの上田さんにしか見えない

あー、奥さんは女性だから別荘なんて無いですから!
別荘・・・別荘はどこだ!と、疝気の虫のセリフを言いながら噺家は退場して、ここでおしまい。

万ちゃんの落語が終わった後に孝蔵さん夫婦は控え室へ行き、負けた、万ちゃんに弟子入りさせてほしい!と孝蔵さんは土下座します。


万ちゃん:「で、弟子?」

おりんさん:「私からも、お願いします。この人、やめてる間も噺の稽古だけは必ずやってたんです。ええ、もう、噺の他は何をやってもダメなんです!もう、クズなんです!


ガラクタなんです!・・・高座降りたら、人間のクズなんです!・・・高座に上がるためなら、何だってさせます!

万ちゃん:「頭を上げて、奥さん。弟子なんてそんな・・・それにオレぁまだ、“二ツ目”だし・・・それに孝ちゃん、アンタ“真打ち”じゃねぇか。」

孝蔵さん:「ああ、そうか。あ、じゃあ、金貸してくれ!」

万ちゃんから貸してもらったお金で質屋から羽織を買い戻し、万ちゃんの口利きで柳家三語楼師匠に詫びを入れ、ついに孝蔵さん、落語家に復帰です!


名を『柳家甚語楼』と改め、いろんな人に感謝しながらの再スタート。
これでやっと極貧生活から脱出ですかね?

良かった、良かった、良・・・


アイタタタ


・・・く無い人がここに。『疝気の虫』の噺に乗せてストーリーは進んでいたのですが、別括りで。

大横田選手、本当にお腹が痛そうです。(その後 前畑選手も腹痛を起こして大騒ぎになりましたが割愛‪✯‬)
いろんな理由が考えられましたが、例の牛鍋が原因かも?けれど宮崎選手がすでに4〜5日前から発熱していて、腹も下していたと告白。メンバーから外されたくなくて、それを隠しながら無理して練習に参加していたのだとか。


元々お腹が弱い設定でしたが、お医者に胃腸カタル(胃腸炎)と診断されます。

症状は治まりましたが、800mリレーは結局 横山貴志選手が出ることに。
リレーには勝っちゃんを!とまーちゃんが推すも、鶴の一声(松澤一鶴こと、カクさんの推し)で、タイムが勝る横山選手を出場させ、世界新記録で金メダルを獲得します。

体調が戻った大横田選手でしたが、その間たいしたものは食べれず、練習も出来ず・・・金メダルを期待されるも、コンディションの悪さゆえ、結果は3着。


いや、銅メダルでもすごいと思うんですけど!
オリンピック前に、200mと400mの自由形で日本新記録を出したから、金メダル確実!と周りが期待しすぎたんですよね。

身体はフラフラ、メンタルはボロボロの中、例の実感放送に出演しなくてはならず、辛い!思わず大横田選手の目に涙が・・・


まーちゃん:「泣くな、バカヤロメ!」

河西アナ:「いや、それでも堂々たる泳ぎ。オリンピックレコード達成です。大横田選手、日本の選手にひとこと!」

大横田選手:「・・・すみません。試合に出られない者もある中で、自分は恵まれていました。それなのに・・・肝心な時に・・・期待に応えられず・・・」

勝っちゃん:「もう、いい!


大横田選手:「すみませんでした、すみませんでした・・・」

勝っちゃん:「もう、いい、大横田、もうしゃべんな!もう、いい。」

大横田選手を横から抱きしめる勝っちゃん。
泣けるシーンです。
勝っちゃんだからこそ解る、大横田選手の心の痛み。
まーちゃんは、大横田選手の溢れる涙を拭いてやろうと右ポケットからハンカチを出して渡してあげました。
そのハンカチを出す際に、一緒にポケットからひらりと落ちた1枚の紙。


それは数日前に緒方部長から届いた電報でした。
ああ、あのマリーさんが日本の水泳男子たちをダウジングで占った結果が記されているんですね。

マリー曰く   大横田勝利   他はアメリカ


まーちゃん:「・・・占いババアめ。」

いや、たまたまよ、タマタマ!


アイタタタ


(今度からのタマことを上品に別荘と呼ぼう←混乱と誤解を招くので止めましょう)