梅雨時期はカビ対策に余念の無い、山口県在住のカビアレルギーRieruです★
あれ?という微妙な時期もありましたが、発熱する!吐き気がする!食欲が無くなる!というレベルでは無く、このまま梅雨明けまで何事も無いことを祈りますm(_ _)m
アントワープオリンピック後の翌年の春、竹早町にある『東京府立第二高等女学校』に赴任した四三さん。
女子体育への熱い思いを授業に出しすぎて、女子生徒から嫌悪感を抱かれます。
現在では小学校のうちからしっかりとした性教育の授業が行われていますが、大正時代の女学校には少々目のやり場に困る教材を使用・・・その日の夕方、“シマちゃん先生”(シマちゃんは同僚☆)に下宿先の2階で叱られます。
早速、実行する四三さん・・・を遠巻きに見つめる女子4人。当時の隠語で金栗先生のことをディすります。
あぶさん=アブノーマル=変わり者
田紳=田舎紳士=野暮くさい先生
スコドン=少し鈍くさい人
体育に勧誘している金栗先生の姿に、業を煮やしたリーダー格の村田富江さんが、“ご忠告”の為、四三先生と対峙します。
富江さん︰「もう、お止めになってください!みっともない。・・・先生はこの竹早が他校からなんと呼ばれているか、ご存知でしょうか?・・・“シャンナイスクール”(シャン=美人・・・シャンナイ=美人がいない学校)です。・・・ただでさえそのように貶されておりますのに、運動などしたら、色は黒くなる、手足は太くなる!嫁の貰い手が無くなります!・・・ですから、体育もスポーツも必要ございません。学校の外など走った暁には、いい笑い者になるだけです。・・・ですから先生、勤め先を間違えたと思ってお諦めください。・・・では、ごきげんよう。」
キツい“ご忠告”にガッカリしつつ、1回だけ・・・槍を1回だけ投げてみてほしいと彼女らにお願いします。
シマちゃん先生も見てるし、何より“オリンピック選手”としての面目が立たない!
1回だけなら・・・という約束で、投げることに。
初めは嫌がりつつ、お互いライバル心に火が付き、もう1回投げる女生徒も。
四三先生︰「あれね、着物の袖が、中ならもっと飛んだね〜。」
というアドバイスを実行し、いざ!富江さんの投(とう)てきの番です。
四三先生︰「なんか、叫んでみなっせ。ヨーロッパの女子も、なんか叫んどった。野口くんも確か・・・うりゃぁぁぁー!とかなんとか。腹から声ば出すと、勢いの付いて飛ぶかもしれんけん。」
しかし増野さんは家庭に入らず教師を・・・いや、オリンピックを目指して走り続けるシマちゃんを応援したいと言います。
もう、そんな時代じゃない、とも。
増野さんに手を握られ、笑顔がこぼれるシマちゃん♡
この後の五りん君の涙が、先々の出来事を予感させます。
五りん︰「くうー、いたんですねぇ、こんな時代に物分りのいい男が、戦前に。
スヤさんが増野さんに助言・・・マラソン選手は逃げ足が早かけん、しっかり捕まえとかんと。
・・・メモメモ。←アナタには必要の無い情報です☆
アイタタタ
(とにかくシマちゃん、おめでとー!)