広島の神社仏閣★長濱神社&杉之浦神社編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




1月の終わりに、広島県呉市在住の友人ナユミマさんから『 宮島一周 』のオファーがあり、気楽にふたつ返事したRieruです ★


「 宮島一周で検索したら、実際にされた方がいるので、ちょっとみてください。」

みました きらきら!!

なになに?
外周は歩くと約30km・・・

(⊃ Д)⊃≡゚ ゚


イテテ


ちょうどウォーキングを開始した頃だったので、何かの縁を感じます。
それにナユミマさんが潮見表を元にタイムテーブルを作成したものと詳しい地図を郵送してくれ、具体的にイメージすることが出来ました。
一周しないけど、一周した気分に。
いや、じつは “ 宮島一周・・・しない旅 ” と銘打っていたので、30kmも歩かなくて良いらしい・・・気が楽でもありました。
しっかり歩いて?ライトや ( 途中で履きかえる ) トレッキングシューズ、5本指ソックスなどを購入し、準備万端!

しかし予定していた大潮の日はバレンタイン寒波の為、断念・・・

そして次の大潮の中日 ( なかび ) にあたる、3月26日に最寄り駅から宮島口まで楽しい電車旅♪



朝ご飯は食べてきたので、車窓に乗せたのは “ おやつ ”。


イテテ


( 朝から食べ過ぎです )



無事にナユミマさんと合流 → 宮島行きフェリーに乗船 → 長い距離を歩くのでムリヤリ相席 → 宮島上陸 → 長い距離を歩くのでトイレを済ませました。



山口市の某店で購入した、手作り椿のブローチを色違いで付けてスタート♪
そういういえば源平、それぞれの旗色ってなんだっけ?

「 平氏が白旗上げて降参したから、平氏の方が白じゃない?」

と私。

・・・源氏が白で、平氏が赤でした!


イテテ


( 平家物語を読み直してください )



港の出口から右へは厳島神社へ参拝するのに何度も行きましたが、左へ行くのは初めてで全てが初見!


                              ※地図上だと時計回り



スタートして最初の鳥居 きらきら!!



厳島神社の大鳥居より、随分可愛いサイズです。



周防大島にある厳島神社の海中 ( 海上? ) 鳥居と同じ大きさかな?



大鳥居とは、足場が全然違いますね。




東西南北めちゃくちゃですが、こんな感じに進んでます。



本当に少ししか歩いていませんね汗



最初に着いた神社のお名前は長濱神社で、御祭神は『 興津彦命 ( おきつひ)』『 興津姫命 』『 所翁 ( ところのおきな ) 』です。
興津彦命&興津姫命の二神は、日常の食べ物を煮炊きする “ かまど ” を司る神様だそうです。別名『 大戸比売神 ( おおべひめ ) 』とも。

で、所翁って誰ですか?

まずは佐伯鞍職 ( さいきのくらもと ) さんのことをちょっと。
大和時代の安芸国の厳島に住んでいた佐伯部の豪族 ( 有力者 ) で、この頃の姓は直さん。

所領は近年まで “ 佐伯郡 ” と呼ばれ、現在ではそれぞれ広島市西区己斐以西・佐伯区・安佐南区・廿日市市・大竹市に変わっています。
じつは私の実家がある能美島 ( 大柿町・沖美町・能美町 ) も、住所に佐伯郡を書いていました ( 現在は江田島市 ) 。



ちなみに江田島町は安芸郡でした。

同じ島内なのに、不思議な感じ・・・

話は戻って鞍職さん、地名を見るだけでもわかるように、かなり力を持ってらしいですね。
古い話では、神武天皇の東伐において隼人の久米部の兵と共に抜群の功を立てたとも伝わっています。
推古元 ( 593 ) 年、市杵島姫命の神託により、厳島神社を創建し、初代神主になられました ← 厳島神主家。
以後は国造佐伯氏が代々神主を務めておられますが、一時藤原家に神主職を奪われ・・・藤原家神主家が滅亡すると再び佐伯氏が神主職に きらきら!!
鞍職さん、草葉の陰でヤレヤレと汗を拭いてそうですね。
そんな鞍職さんがある日、部下を伴って大野瀬戸で遊猟をしていた時・・・



大野瀬戸は、画像の真ん中あたりです。
そしてそんな大野瀬戸の西から紅の帆を掲げた船が、鞍職の部下のトコにやってきました。
西から?
岩国とか大竹からかな?
いや、もっと遠く?

部下が

「 お前は何者か?」

と尋ねたら

「 私はこのところ ( 付近 ) の者です。」

と答えたそうです。
舟じゃなくて船だから、地元ではちょっと有力者だったんでしょうかね?

ってか、その翁、本当のお名前はなんだったんでしょうね?

この所の翁は所姓を名乗って、現在は大竹市の大瀧神社の神主家を継いでおられるそうです。

・・・それ以前はお名前が無かったの?


イテテ


( あったと思います )



厳島神社の摂社にあたるので、管弦祭の際には地御前神社から帰ってくる御座船は最初に当社で祝詞をあげて、管弦が奏でられるそうです。
それらの船を待つ『 ちょうちん行列 』なんていうのがあるらしい・・・きっと幻想的な光景なんでしょうね。

長濱神社を後にして歩き進んで行きましょ。



てくてくてく。



宮島シーサイドホテルの手前にある、杉之浦神社に着きました。

御祭神は『 底津少童命 ( そこつわたつみのみこと ) 』。
イザナギが黄泉の国の穢れを落とす禊 ( みそぎ ) をした際に生まれた神様で、禊をした場所が海の底だったので、この名前が付いたそうです。
古事記では底津綿津身神、日本書紀では底津少童命と、いちいち名前が微妙に違うみたい・・・



で、こちらの神社が『 七浦七恵比寿 』のひとつであり、『 御島巡り 』の起点になるそうです。



御島巡り・・・島を船で時計回り ( 右回り ) して、上陸してから参拝するらしいです。

なるほど。



ここにはフカフカしている苔が印象的でした。
気持ち良くて踏みしめていたら、小さなチョコが・・・



いや、鹿サンのフンよ!


イテテ


ってか今回、ウォーキングシューズじゃなくてクロックスを履いてきました。
見た目 “ ガッツリ歩きます ” コスチュームなのに足元は・・・え?この人、間違えてクロックス履いて来ちゃったのかしら?なんて電車内から宮島に着くまで見られたような見られてないような。
何10キロも歩くのに間違るわけないじゃないですか!
何度か外で歩いて、このクロックスが楽で良かったんです!
私の足、甲高なんです!

・・・ってか、帽子は忘れました。


イテテ


( 幸い?曇り空で良かったです )



てくてくてく。



あっ!
鹿サンが車道を横切って ( 餌場?) 集まってます。



厳島神社方面は、こんなに見通しの良い車道がないので、なんだか不思議な光景でした。
その向こうに牡蠣筏が浮いてる海が広がっているので、宮島なんだな〜という感じがしますけど。

これからトンネルを通って包ヶ浦へ向かいます。

あ、もっと詳しく・・・そしてちょっと先に進みたい方はナユミマさんの記事をどうぞ ハート





ってか私、全然お賽銭を入れてない・・・


アイタタタ


( こんの、バチ当たりが! )