手作りコスメで私を慈しみ自肌を育てる。
魂の本音を知って私に還る。
『私を取り戻す』あなたのサポーターのさおりです。
高次脳機能障害支援センターの方の紹介により、
夫の高次脳機能障害についての診断をしてもらう事に
なりました。
８月中旬から全３回、毎回３種類のテストをしてもらいました。
もともと去年５月の脳梗塞時の脳の壊死部分から考えられる
高次脳機能障害についても事前に話しを受けていましたが、
テストの結果は脳の壊死部分から考えられる、高次脳機能障害と
イコールでした。
夫は、テストのたびに『同年代より記憶力がいい』などと
褒められていた為、
記憶力がいい＝高次脳機能障害ではない。
をさらに強固に信じるようになっていました。
ですが。
褒められた事を一番注目するのではなくて、注目するべきは
出来てない、平均以下の内容です。
と先生にたしなめられていました。
車の運転についても、私はとても懸念していて、
この１年間の間に何度も信号無視、交差点での確認を
おこたっていたり、歩行者に気づいていなかったりがありました。
たまたま今まで、事故を起こさなかっただけなのです。
これは、左半側空間無視という高次脳機能障害のひとつです。
最初の病院で、教習所などでの診断なしに車に乗っていい。
という許可が下りた為、私が夫の通院時に一緒に行き、
何度もお医者様に『本当に診断なしで車を運転してもいいのか？』
と訴えても聞き入れてもらえなかったため、こちらの病院に私が
訴えた結果、講習所での診断をあおぐ事になったのでした。
今回の病院では、最初にここの病院に入院・通院となったならば
『車の運転については保留』という判断をしました、と言われました。
病院の診断でも、教習所での診断でも
『処理速度、反応が遅い、効率が悪い』と結果が出ています。
夫の高次脳機能障害については、かなりグレーな位置ですので
最初の病院での先生の診断通り、『高次脳機能障害については、
ごくごく軽い状態』である、という事でした。
ただし、だからと言って問題がないわけではなく
『処理速度、反応が遅い、効率が悪い』部分が今後仕事で
影響する可能性もあるので、今後の課題としては
『周りにある程度合わせていけるか』が最も重要なのです。
ですが、この高次脳機能障害の障害の一つは
『病識がない事』です。
病院などの第三者の診断が出れば受け入れる、認めると
本人は言いましたがそれはやっぱりなかなか難しい事。
いつの日か本人が、その事に気づいて受け入れられるように
なればいいな。
という事でこの問題については私の中では一旦終了です。
本来ならば、病識もないので自分は今までと何も変わっていない。
という認識ですので（これは夫だけに限らず同じ高次脳機能障害の方たちも一緒です）こうして私の訴えに応じてくれて、
本当は行きたくもない病院や教習所でのテストを受けてくれた事に
関しては、どのような理由であれ、やはり夫の愛であると
思っています。
私自身は、８月の時にようやく夫の事を受け入れる事が
出来ていました。
だから、テストを受けてくれた事を夫には感謝しています。
それでも。。。
夫の自分なりの解釈での人の言動の判断だったり、
（ある人がAと言った事に対して、A'もしくはBと判断してしまう）
そのためにちぐはぐなコミュニケーションになってしまう事など、
自覚し意識する事で回避できる事はたくさんあります。
私はこういった部分で、いまだに時々苦労しているのです。
本人が自覚し意識してもらう事ができれば、私たちの
コミュニケーションについてももっと円滑にいくのにな。
そう感じています。
一段落した事で、私自身のエネルギーをようやく夫から
仕事などに費やす事ができるようになりました。
今、少しずつですが良い流れも来ています。
私のエネルギーの注ぐ先が変わったからだと感じています。
今後の自分や仕事の流れの変化が楽しみです！
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