あなたも今日から受け取り美人に
カウンセラーの巫女姫さおりです。
５月１４日（土）に私達に起こった事は、忘れられない出来事に
なりました。
その日は、私の娘と大切なパートナーと３人で、名古屋で
オペラ座の怪人を観る予定でした。
桑名駅の階段を登っている途中、彼がおかしくなりました。
どう考えてもおかしいし、私は
『何かヘンだよ。名古屋にいかなくていいから、病院行こう？』
と言うのに、彼はガンとして行く！と言い張る。
男性の力には敵わないので、彼に引きづられる私。
改札近くの売店前で、ようやく彼は倒れ、もう起き上がれない。
『（駅員さんに向かって）救急車呼んで下さい！』
彼の状態を私は把握していたので、救急隊員に話し、
救急車の中で隊員さんが確認し、私が思った通りの病名を
告げました。
救急隊員の呼びかけに、彼は的確に答えていたけれど、
あとで聞くと記憶がありませんでした。
彼のお兄さんにも連絡しないと！と思い、救急車の中で
彼から番号を聞き、すぐに電話しました。
病院に到着し、すぐにMRIの検査。
そして、医者から告げられる信じられない言葉。
『命が危ない状態です。助かっても、寝たきりになる
可能性が高いです。静脈注射での投与で
上手くいかなかったら、手術します。』
詳しく調べる為、再度MRIの検査をしますとの事。
そして、本当に命が危ないのだとすぐに分かった。
静脈注射での投与より先に、手術しないと本当に命が危ないと、
先生が本人に伝えて、（本人はもう意識は混濁している）すぐに
手術が始まる。
私は、すぐに自分の守護の菊理媛神、ご先祖様たちに強くお願いした。
『彼を連れていかないで！！！』
すると、なぜか彼はもう大丈夫、寝たきりにもならないと、
心から安心が沸いてきました。
そう感じても、心はまだ半信半疑で、今にもクラクラきて
倒れそう。
パートナーが倒れた時、娘にもすぐに伝えたので、娘が
私を心配して桑名まで来てくれました。
娘を見ると、涙が溢れてほんの少し泣きました。
娘は、『絶対助かるから！』と私を奮い立たせてくれました。
４時間かかり、手術は成功。
病院に運ばれた段階での彼の症状は、
【意識障害、左片麻痺、左口角麻痺、左半側空間無視】でしたが、
手術後はこれらの症状は全て消えました。
話せる、歩ける、食べられる、これらは当たり前だと思っていましたが、
当たり前なんて、そんなものは本当は無いのでしょうね。
今回、そう実感しました。
心配してくれた娘が、その日はウチに泊まってくれました。
自宅に戻り、娘が私に一言。
『今日は良く頑張ったね。』
彼の手術や処置について、同意書にサインをするという事は、
彼の命に対して、私が責任を持つという事です。
もし、彼の命が消えたとしたら、私はその重みを全て背負う、
その覚悟をしていました。
大げさですかね？私はこういう時の同意書というのは、
そういうものだという認識なんです。
最初の１週間はほとんど眠れず食べられず、という日々を
過ごしました。
その間に、私は誕生数秘学の講座を受けたり、彼のお兄さん夫婦が
見舞いに来てくれたり、よもぎ蒸しを受けに行きました。
講座は迷いましたが、私の気持ちを優先しようと思いました。
よもぎ蒸しでは、フラワーエッセンスも頂きました。
それから、EFTのセッションも受けました。
ちょうどこの頃は、彼の為に私が色々と決断し、頑張らなければ
いけなかったのが少し落ち着いて（ICUからすぐに一般病棟に移動になった）
私のショック状態のフタが外れて、感情が散り散りバラバラな感じでした。
だからこその、自分を癒やす為にたくさんの人の力を借りました。
次の一週間は、少しずつ眠れるようになって、食べられるようにも
なりました。
私は、菊理媛神が彼の命を助けてくれた、と信じているので、
とにかくお礼参りをしようと決めました。
三重県内にある、菊理媛神を祀っている神社、２２箇所を巡る事を
しました。
全て自分の車を運転しての移動距離は、なんと６００キロ以上でした。
菊理媛神の総本山？は石川県になるので、ここは最後、
彼が退院後良くなったら、二人で行こうと思います。
彼が飲まないといけない薬を飲んだり飲まなかったりした為、
今回のような事が起こりました。
次同じような事が起こったら、今度は確実に命は無いと言われました。
彼は彼で、強制終了させられたのかな？と私は勝手に思っています。
一番大切にしないといけない自分を常に後回しにして、
会社、仕事がいつでも最優先でした。
男性ですし、家庭を持つものとして、わからなくもないです。
でも、今回でもう３度目ですし、今後は自分を最優先でね！と
私は彼に伝えていますが、ちゃんと伝わっているのかは謎です。
私は私で、恐怖、恐れ、などに向き合うという事を
今回の事で強制的に体験させられたと思いました。
何度も泣きじゃくり、怖さで怯え、出来ない！と泣き叫んでも
やるしか無い、という事をこれでもか！というぐらい
何度も何度も体験しました。
そして、やってみたら意外と大丈夫だった、怖くなかったという
体験もさせて貰いました。
意味付けなんて、いくらでもあと付け出来るので、
こういう意図があったのかは不明ですが。
昨日は久しぶりに近所の整体に行ってきましたが、
今までにないぐらい、体全体がカチカチでした。
先生にも話したので、こうなる事は当たり前だと言われました。
ほぐして貰い、だいぶ体もスッキリしました。
６００キロ以上私と共に一緒に行ってくれた車クンには、
今日、洗車してきました。
ピカピカになって、ありがとう♡とお礼を言いました。
今週中にも彼は退院予定です。
ようやく、本当の意味でのいつもの日常が戻りますね。
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