井上理津子の「葬送の仕事師たち」を図書館で借りてきました。
ネットニュースを読みながら、葬儀の記事になり、隅っこの記事の一部に目が留まった。
この本が出ていることを知って図書館のサイトから予約の申し込み。
するとすぐに最寄の図書館に届けてもらえるのです。
表に出ないような仕事はどんな仕事か、人に言えない仕事ではなく、
人に言いづらい仕事の部類であることは間違いない。
人間が生まれることに関する仕事は、おおっぴらに言えるのに、
誰もが亡き世界に行く手助けをする仕事は、なんとなく言えない、言いづらい。
その世界に標準をあて、インタビューしながら取材した内容がこの本だ。
暗い話の本など読まないでとよく言われるけど、絶対に知っておきたい仕事だと思う。
葬儀の仕事とは、どんな仕事でも黒子になる存在であらねばならぬ。
どんなえらい人でも、どんなにやっかい者でも、平等に死はやってくる。
最後の立会人たちが、どう考え、どう仕事をしているのか。
私たちは故人の尊厳をどれだけ真剣に考えたことがあるだろうか....
葬儀社、火葬場、納棺師、エンバーマーなどさまざまな職業がある。
とりわけ、エンバーマーが日本に導入された説明は、故人や残された遺族の気持ち、
葬儀世界の向上も含んでのことだと知って、この世界の知識が増えていく。

