おはようございます。
今日はアートDayです。
ボダニカルアート作品
ボダニカルアートを学んで
ボタニカル(Botanical)とは
ボタニカル(Botanical)とは「植物の、植物性の、植物学の」という意味の英語の形容詞です。英語のボタニカル(Botanical)がカタカナ表記になり、「植物の、植物性の、植物由来の」といった意味を持つ外来語として定着しました。
ボタニカルアートの特徴と見方
ボタニカルアートは、元来は写真が無い時代に図鑑の挿絵として描かれてきた絵画です。
それが美術品としても注目され、独自のアートとして発展してきました。
【とても細密に描かれる】
ボタニカルアートは、写真の代わりに使われていたものなので、植物を正確に、精密に、細密に描くのが特徴です。
プラム(西洋スモモ)
特徴
すもも(李)は 英名: japanese plum
すももには日本すももとヨーロッパすもも(西洋スモモ)があります。通常すももと言えば日本すももをさし、ヨーロッパすもも(西洋スモモ)はプルーンと呼ばれます。
日本すももは古来から日本にあった果樹ですが、アメリカに渡り品種改良され、それが日本に再び導入され現在の優良品種の親となりました。
プルーン(西洋すもも)は英名:European plum
プルーンは西洋すももとも呼ばれドライフルーツとして利用されることが特に欧米では主流のようです。日本では最近になって健康果実として生食での利用の消費がふえています。鉄分、ミネラルが豊富なので健康と美容の方面からの期待値が高くなっています。
すももとプルーン
すももとプルーンの分類や呼び名は曖昧です。
この点が多くの誤解を招いていることも事実です。
日本においては 「プラム」 は総称で、その中に 「すもも」 や 「プルーン」 があります。
共にplum(プラム) という言葉が入っています。私たちが使う 「すもも」 や 「プルーン」 は全て
「プラム」 です。
プラムを描く❣
おいしいボダニカル・アートより
ウイリアム・フッカー(1779~1832)
イギリス、キュー王立植物園の初代専属植物画家として活躍したフランシス・バウアーに師事した画家。
ロンドン園芸協会のお抱えの画家になり花や果実の原画や手彩色の版画を制作した。
特に果実においては他の追随を許さない水準を示した。
イギリスの植物画家ウイリアム・フッカーの描いたプラムを模写いたしました。
ハンプトンコート宮殿で古くから栽培されていた品種で果実は大きく丸く、直径4cm弱あります。
果皮は鈍い赤紫色で薄く、果粉に覆われると淡い青か灰色に見えて美しい外観です。
二作目ですが、少し濃い色が出せるようになり、葉の表裏の表情が出てきました。