以前、長い不眠の時代が有った事を
お話しましたが
その原因は
合わない環境で
価値観の共有する人も居ず
毎月、身の置き場の無い、痛苦しさを味わい
その中で、希望を求め
暗中模索していたからです。
私は、田舎に住んでいますが
夢がないと、生きられない人間でした。（今もそうですが）
可愛いもの、美しいものが好きで
まだ、メディアでのスタイリストしか居かった時代に
スタイリストの道が開きかけた時
父の猛反対にあい
田舎に連れ戻された経緯が、ありました。
そんな反対を振り切り、進めばよかったと思いますが
いきなり上京して来た父を見た時
変な情にほだされ
スゴスゴ戻ってきたのが、私の弱さでした。
けれど、どこに住んでも
自分の好きな物や、心の世界観は変わらず
好みは違っても、洋服の話や
雑貨の話が出来る人が、とても欲しかったのです。
けれど、それどころか
ここでは、マイノリティー的な存在の私は
ランチを共にする、友人でさえ
棘のある言葉を、浴びせられてきました。
そんな言葉に、応戦するのは大人げないと思い
本当の自分は、大人でもないのに
くすぶる想いを飲み込み
次は、そんな言葉を吐かれない様にしようと
気を使って来ました。
今、振り返れば
とても、馬鹿馬鹿しいのですが
その結果、不完全燃焼の心を持て余し
行き場のない気持ちで、気分を変えようと
夜、マックのドライブスルーで、シェイクを買った後
町の中を、ドライブをしたりしました。
しかし目に映る景色は
荒涼としたものでした
嘗て賑わった商店街は
軒並みつぶれ
かろうじて残るお店は、閑散とし
まるでゴーストタウンの様…。
ミディアムエンパス体質の私は
土地の波動、人の波動、自分の遺伝子に刻まれた記憶
ネガティブな波に攫われ、なすすべもなく
本当に、あの頃は苦しい時期でした。
あの頃の私に、光を与えたのは
大好きな金子功さんの服
ティディベア
ターシャチューダーの本
それらの可愛いもの、美しいものでした。
好きなものの世界観が、周りの人の反感を買い
好きなものが、心を癒し光を与えてくれたのです。
おそらく、過去の私の様な
想いを抱えて居る人は、居るでしょう。
この世界は、自分らしく生きようとする時
必ず邪魔が入ります。
しかし、それが負の罠だと気付き
恐れないでください。
自分らしさを、もっともっとブラッシュアップして
人生に風穴を開けた時
周りの全てが、変わって行きます。
私達は唯一無二の存在
何歳になろうと
どんな環境に住んでいようと
たった一人でも
私達は、それぞれの持つ魔法の王国の王女様です。
あなたの好きな物は何ですか？
あなたは、どんな服が好きですか？
あなたは自分の好きに、ちゃんと答えてあげていますか？
人生は短い
あなたが、本当に生きるべき人生にシフトするには
結構、時間がかかったりするのです。
だから、今、自分は何が好きで
どんな人生を生きたいのか？
それだけは明確にしましょう。
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