みなさんは、「毒親」という言葉を
目にした事があると思います。
誰が生み出したのか、分かりませんが
「毒親」とは
凄い響きを持つ言葉です。
それだけに、その環境で育った方の
心情を思えば
胸が詰まる想いがします。
どんな家庭で生まれたかで
人生の大方が決まる。
「毒親」に育てられた人は
子供を愛せない。
そんな理屈が、定説のようになり
自分は「毒親」に育てられた
と思っている人は
事ある毎に
ああ、自分は「毒親」に育てられたから
人生が上手く行かないのだ。
とか
家庭を持ち、パートナーとの関係や
子供を育てる中で
自分は「毒親」育ちだから
愛を注げないのだ。
と
結論をいつもそこに向け生きる事は
とても苦しいし
建設的とは言えません…。
一言に「毒親」と言っても
その毒度合いは様々で
養育された側の判断で
「毒親」と判定すれば
それは
「毒親」になり
あまりに、心の痛手を負った方は
例外ですが
私が伝えたい事は
今、上手く行かない事の理由を
子供時代の辛かった経験に
繋げて欲しくないと言う事。
その思考は、決して
あなたの幸福感を上げないし
これからの、色んな可能性ある
あなたの未来にまで、影響を及ぼしてしまうから。
「そんな事を、あなたに言われたくない！」
心が全否定する方は
この先、読む必要はありません。
人様の人生を、部外者が
土足で入りこみ、ものを言う権利はないから。
でも、心に少し
私の話を聞く余白のある方は
是非、聞いて欲しい
例えば
同じように、子供時代
辛い人生を送った人が、二人居るとします。
一人は、今、自分が幸せな気持ちになる事に
意識を向け生きています。
時々、辛かった子供時代を思いだし
胸が苦しくなるのですが
その人は、子供の頃の自分の心情に想いを馳せ
大人の目線で、過去の自分に
沢山の愛を掛け
「もう大丈夫だからね。」と抱きしめてあげます。
その人は、もう子供の頃の自分が
もう一人の、別の存在をして見ているのです。
そして、一番の味方になり
過去の記憶が蘇る度に
悲しみを昇華させているのです。
その人の目の色に、陰りはありません。
別の一人は
「自分の人生は、苦労の連続だった。」
と、ことごとく言い
もっと別の家庭に生まれ
別の男性と結婚していたなら
私は、こんな苦労をせずに済んだ。
その考えが、日常的に繰り返され
幸せそうな人を見るに付け
怒りがこみ上げて来ます。
その人の目の色は、何処か陰りが見えます。
あなたは、どちらの人が
幸せな未来を、向かえると思いますか？
私にも、少しその気持ちは理解出来ます。
よかったら、過去の記事をご覧下さい☟☟
心の傷を癒してあげるには
その記憶が蘇る都度
理解してくれる者の存在が、必要です。
難しくはありません
大人になったあなたが、味方してあげるだけで
大きな効果を生むでしょう。
そして、子供の頃して欲しくなかった事を
ご自分のお子さんにしない。
此処だけは
自分の気持ちを律しても、守って欲しい。
報われない想いを昇華させる為に
最も効果的な事は
自分が欲しかった愛を
お子さんに、沢山注いであげる事です。
理由付けをし
お子さんを傷付ける行為を、許さないでください。
あなたは負の連鎖を断ち切る為に
その機会を与えて貰ったのです。
神様は、あなたに
決して厳しくはありません。
これから、お子さんと
楽しい思い出や、素敵な関係を築く事で
辛かった小さなあなたの心が
報われて行くのだから。
愛を注げば注ぐほど
幼かったあなたが喜ぶのだから…。
愛の掛け方が分からない？
いいえ、そんなものは
学ぶものではありません。
あなたの心がシンプルに
その世界を選ぶか、だけです。
優しい世界の住人になれば
おのずと
休日、何して楽しもうか…。
そう考えるでしょう。
今のあなたの、大切な人生を
過去の愚かな人に、踏み込ませてはいけません。
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人は、幸せのピンクのモヤに纏われるだけで
一気に、心は上がるのだから。
みなさん、良い連休を♪
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