或る古い歌をネットで知り
歌詞が、とてつもなく負の魅力に溢れていて
この歌が頭から離れません。
昭和のブルースの女王「淡谷のり子」先生の歌なのですが
当時、ナイトドレスに身を包み、ロンググローブの手にハンカチを持ち
気怠そうに歌っていました。
それでは「雨のブルース」☜を聞いてみて下さい。
作曲: 服部良一(コロムビア専属)
作詞: 野川香文(1904年 - 1957年[1]、著作権消滅)
発表: 1938年(歌: 淡谷のり子)
雨よふれふれ
なやみを 流すまで
どうせ涙に 濡れつゝ
夜毎なげく身は
あゝ かえり来ぬ
心の青空
すゝり泣く 夜の雨よ
くらい運命に
うらぶれ果てし 身は
雨の夜路を とぼとぼ
ひとりさまよえど
あゝ 帰り来ぬ
心の青空
ふりしきる 夜の雨よ
「あゝ かえり来ぬ
心の青空」
とても言葉がたっていますよね。
今の日本では、こんなドレスを着る機会中々ありませんが
おしゃれって、普段と特別の境界がキッパリしてこそ
そんな気がします。
「特別な時の服」この響き素敵ですよね。
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