出産レポートvo.3のつづき
バースプランに
落ち着くように照明を暗めにしてほしい
と書いておいたこともあってか、
部屋は薄暗く、時間の感覚もないまま
痛みに悶え、かれこれ10時間くらいだろうか？
基本的に助産師さんは逐一様子を見にきてくれるけど、
先生は最初病院についた時と、分娩が近付くタイミングしかこなかった。
子宮口の開きを確認するのは基本助産師さんだったけど、
分娩が近いのか、助産師さんとともに先生も内診する。
基本ベッドの上で横向きで耐えていた私は、
内診で仰向けに体制を変えることさえももう辛くて、
雄叫びをあげながら仰向けに
助産師さんと先生との会話から
ほぼ全開
と聞こえ胸高鳴る
でも、まだだった・・・
赤ちゃんの体制が良くないから
出やすい向きになるように
四つん這いの体制になるように言われる。
もはやどの体制でも辛いもんは辛いんだけど、
体制を変えるために動くことが何よりその時は辛かった
助産師さんは
「お産進んでますよ！すごいです！」
ってすごい励ましてくれるんだけど、
心の余裕のない私は
『は？嘘でしょ？』
と心の中は文句で溢れていたw
もう痛みの限界・・・
ほとんどずっと叫びっぱなし
しばらく四つん這いで悶え、
また一番辛い体制の仰向けに戻り、
うまく呼吸ができていないのか、
酸素マスクをつけられる。
何だかわからないけど点滴も刺される。
痛みに悶えもがく中、
マスクのゴムやら
髪の毛やら
点滴の管やらが
邪魔して痛みを増やす
いよいよか
泣き叫ぶ中、
何くわぬ顔で医師や看護師？助産師？
誰かわからないけど
初めましての人たちが部屋に入ってきて
淡々と分娩の準備をし始めた。
私の病院は、陣痛室と分娩室は一緒で、
分娩台に上がるシステムではなく、
陣痛で苦しんでいたベッドそのものが
分娩台に変身するシステムになっていた。
もう何でもいいから早くしてくれ
と心の中で大声で叫ぶw
病院スタッフはこんなの普通なんだろうな、
私がどんなに叫び苦しんでいても
見向きもしないし
何も気にならないって感じで
それどころか
「力入りすぎ
」
と、初めましての人に若干叱られるw
続いて、初めましての先生に
「まだいきまないでねー
今いきんでもまだ赤ちゃん準備できてないから、
赤ちゃんが苦しいだけだからね」
とこれまた若干叱られる
分娩の準備が整ったのか
ベッドが分娩台へと変身した。
私の股は開かれ
いきむ時に思いっきり握るハンドルが現れ…
助産師「おしっこが溜まってるみたいなんで、
ちょっと管入れておしっこ出しますね」
私「え、それ痛いですか？？？」
助産師「ん〜ちょっと気持ち悪い感じはすると思います」
私「えーわかりました
」
陣痛の方がよっぽど痛いのに、
何を私はこの後に及んで
そんなことを気にしたのかわからないけど、
そんなやりとりがあって、
ようやくその時がやってきたのです
いやーつづくなぁ
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