子供がほしかった私は
妊娠前からこのマタニティーマークを
カバンにつけることに憧れを抱いてた。
区の保健所で母子手帳とともにもらったマタニティマーク。
母子手帳よりももらって嬉しかった。
私にとっては、母子手帳よりもずっと、
ようやく母親になれるんだって嬉しい瞬間だった。
でも、マタニティマークを付けていることによって
心ない言葉を浴びせられたり、故意に暴行を受ける
なんて話もあったり、着けることに賛否あることを知った。
そんなこと本当にあるのかって思うけど
そういったことを懸念して付けない選択をする人もいるみたい。
私は初めてケータイを買ってもらった子供が
ウキウキする感覚と同じくらい気持ちが幼いから
やっと付けられる
って
つわりも落ち着いて外出できるようになってからは
よく使うバッグ全部に付けてたなwww
賛否あるか知らないけど、
私は付けてる人を見る側だった時も
自分自身が付ける側だった時も
よかったことの方が多かったかな。
お腹が目立たない頃こそ、妊婦であることが一目でわからないから付けるべきだって思ったかな。
何かあった時、自分の代わりに妊婦だって告げることができるのはマタニティマークだけだし。
妊婦さんであることがわかれば、電車やバスで席をゆずることもあったし、譲ってもらうこともあった。
逆にマタニティマークを付けてる時だって、
別に妊婦だろうが調子が良ければ私は自分が座ってた席をお年寄りに譲ってたし、まぁそのあとすぐに中学生が声かけてくれて席譲ってくれたんだけどさ
こうして優しさの連鎖が生まれていけば
あったかい世の中じゃん
だって、もう1個命抱えてんだよ、
その命守るために、優しさを与え、
優しさをもらうための
マタニティマークでいいんじゃないのかな？
席に座れてラッキー
とかいうことよりも、人の優しさに触れ
心穏やかに無事出産を迎えれることの方が
よっぽどマタニティマークをつける意味があるんじゃないかと
私は思う