小劇団「シアターフラッグ」―ファンも多いが、解散の危機が迫っていた…そう、お金がないのだ!!その負債額なんと300万円!悩んだ主宰の春川巧は兄の司に泣きつく。司は巧にお金を貸す代わりに「2年間で劇団の収益からこの300万を返せ。できない場合は劇団を潰せ」と厳しい条件を出した。新星プロ声優・羽田千歳が加わり一癖も二癖もある劇団員は十名に。そして鉄血宰相・春川司も迎え入れ、新たな「シアターフラッグ」は旗揚げされるのだが…。
劇団、、、ってあまりご縁のない世界なので
書店の平積みにあるのは、数か月眺めていたのですが、やっぱり購入。
でも有川作品です、見知らぬ世界だろうがなんだろうが
(見知らぬ度で言えば、陸海空自衛隊の方がよっぽど高いのでした)
しっかり背景も盛り込んで、かつ、お話の中にすっと入れてくれます。
激甘な恋愛ものではありませんが、
兄弟やら、同じ劇団仲間やらが、
熱いんだか、冷めてるんだか、なあなあなんだかの様々な雰囲気を醸し出すなか、
目標に向かって、結構邁進して行っておりました。
う~ん、次回作、ありかな?なしかな?
やっぱりお兄ちゃん・春川司くんにもう一度会いたいな。
そして、あれだけイラストで人物が描かれておいて
これはアニメ化するのでしょうか?メディアワークスだし。
と、ちょっと期待もしたり、やめて欲しい気もしたり。
とにもかくにも、「分かりやすい」で芸術性が低いなどと馬鹿にするヤカラを
すこし批判的に描いてくれたこの作品。
どんな分野のものだろうが、いいものは良い、と認めて欲しいものだ!
と一緒に頷かされた作品でありました。
